2011年3月15日火曜日

原子力資料情報室からのメッセージ

≪可能であれば、福島原発から、できるだけ遠くへ離れることがベストです。移動できない方は、建物の中に入って、外気に極力触れないでください。雨には絶対に当たらないように気をつけてください。≫

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福島原発の危機について私たちは考えます
― 原子力資料情報室からのメッセージ ―
2011年3月15日

1 福島第一原発及び同第二原発の今回の事故は、原発の設計条件においては考えられていない想定外の過酷事故であり、極めて深刻な事態が続いています。

2 この影響を避けるためには、原発から距離を置くのが最も有効な手段です。可能であれば、福島原発から、できるだけ遠くへ離れることがベストです。移動できない方は、建物の中に入って、外気に極力触れないでください。雨には絶対に当たらないように気をつけてください。

3  「何キロまで離れれば安全か」について判断することは容易ではありません。この判断のためには、放射能レベルと気象条件についての正確な情報が必要であ り、さらに、今後何が起こりうるかについての的確な予測が必要だからです。これまでの政府・東京電力の情報提供は極めて不十分であり、この判断のために必 要な情報を、正確かつ迅速に提供するべきです。

4 現時点で、私たちが把握している事実は以下のとおりです。
(1) 福島第一原 発2号機は、核燃料の冷却能力が十分でなく、核燃料が長時間にわたって露出している状態です。格納容器からは、数日前から、圧力を低下させるため、放射性 物質を含む蒸気を放出しており、加えて、放射性物質を閉じ込める最後の砦である格納容器の一部である圧力抑制室(サプレッションプール)が一部損傷を受け たため、これによって、さらに放射性物質が放出されています。今後も、炉水位の低下及び格納容器の損傷によって、さらに多量の放射性物質が放出される可能 性があります。

(2) 福島第一原発1号機及び3号機でも、核燃料の冷却能力が十分でなく、格納容器からは、数日前から、圧力を低下させるため、放射性物質を含む蒸気が放出されております。現在、海水注入がされていますが、2号機と同様の事態に至る可能性があります。

(3)  福島第一原発4号機~6号機は、地震時には定期点検中で運転されていなかったにもかかわらず、同4号機では使用済み核燃料プールが水位低下したことに よって水素爆発が発生したとされています。この事実は、4号機~6号機の安全も、絶対のものではないことを示しています。

(4) 福島第 二原発1号機~4号機も、冷却能力の不足が懸念されていました。東京電力の発表では、4基とも冷温停止(100℃以下)で外部電源も確保されているとのこ とでありますが、一部温度が上昇したとの発表もあります。今後も長期間継続して冷却しなければならず、注意深く監視していく必要があります。

(5) 福島第一原発は6基の、同第二原発は4基の原発が隣接しており、1基の原発に発生した事故が、他の原発に影響を及ぼす可能性が高く、今後、事態がさらにより深刻なものになる可能性もあります。


原子力資料情報室
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801

「根拠のある」「正しい」数字とは?

今日は仕事でほぼ1日車に乗ってましたが、ラジオで繰り返し伝えていたのは
「チェーンメールのような、根拠のない情報を相手にしないように・・」というもの。

しかし、電力会社や政府の出している情報が、いったいどれくらい「根拠のある」「正しい」数字なのか・・・と思っています。
たとえば、「午前10時30分に測定した数値が○○ミリシーベルト」という情報は「正しい数字」であり、「根拠のある」情報だと思います。
が、その情報をラジオやテレビで流している時間が、午後2時であるとすれば「午前10時30分に測定した数値が○○ミリシーベルト」という情報は「正しい」数字なのでしょうか?
事態は刻一刻と変わっていて、また「放射線」の性質上、数時間前の放射線量値に「正しい」情報としての価値はすでに無くなっていると思うのです。(その情報を流し続ける放送局にもあきれるのですが)

今回は地震や津波の被害も甚大で、被災者の方の苦労は私たちの想像を越えていると思います。何もできない自分が腹立たしくもあります。

今の自分にできることは、放送局から流される「正しい」情報の行間にある隠れたメッセージを、専門的な知識と経験を持つ人がどう考え分析しているのか、ということを知人に知ってもらう程度のことです。
「根拠のある」「正しい」数字に惑わされないためにも・・・


自治体、原子力センター、電力会社、さらには個人で放射線を測定しているポイントのリンクもあります。


「あれこれ椋川」には、とてもかけ離れた投稿をし続けているのをお許し下さい。




2011年3月14日月曜日

自治体のガイガーカウンタ測定情報

幾つかの自治体ではガイガーカウンタの測定結果をネットで公開しています。
北海道 http://www.genshi.pref.hokkaido.jp/
青森県 http://gensiryoku.pref.aomori.lg.jp/atom/index.html
茨城 http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
新潟県 http://www.k4.dion.ne.jp/~ngtl-rad/
江東区 http://www.ustream.tv/channel/geiger-counter-tokyo
日野市 http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html
静岡 http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/index.html

福島原発の状況について

原子力発電所の状況の解説については、今後は
原子力資料情報室」http://www.cnic.jp/modules/news/
を注視するようにして下さい。
専門家集団なので、素人の憶測などが入らない情報が手に入ると思います。
また定期的に記者会見も開かれ、その模様(過去の分も)も視聴することができます。
実際に原子炉の設計に携わった技術者の方も招いて会見等を行っているので、「中立的」な意見も聞くことができます。

また以下は昨日の1号機が爆発した後の記事で、フリージャーナリスト広河さんたちが福島第一から4kmの双葉町で調査したもの。おそらく3号基爆発後の続報もいずれ入るのではと思います。

福島第一原発(知人からのメール)⑰

Uです。

続報です。福島第一原発3号機、極めて深刻な状況です。
・・・こうした情報を出し続けること、受け続けること自身、なんとも
苦痛ですが、今はひたすら被害が最小限にとどまること、また
そうでない場合に、この情報がどこかで誰かの役に立つことを
ひたすら祈って、発信を続けます。

さきほど、午後8時ごろでしょうか。首相と、枝野官房長官の
会見が行われ、枝野長官より、福島第一原発3号機のその後の
情報が出されました。

それによると、さきほども書いたように、原子炉に海水の注入を
行って、水位の上昇に努めているのですが、しかしやってもやっても
水位が上がらない状態が続いているそうです。

真水の注入を止めたのは、ポンプなどにトラブルが生じたためで、
それに海水がとって代えられたのですが、そもそも海水を注入する
のは想定外で用意がなされていません。

そのため消防系統を使って注水しているようですが、しかしそもそも
原子炉内や非常に高圧になっています。(60気圧以上)これは
循環する水がより熱を奪えるように、沸騰点をあげるためなどです。

このため水温は300度ぐらいに達するのですが、消防ポンプは
こうした圧力に抗して水を入れることは当然にも想定していません
このため、水が十分に入っていってないことが考えられます。

だた実体はよく分からない。僕が分からないだけではなく、現場でも
よく分からないようです。そもそもこうした事故のとき、想定外の
ことが続くので、計器なども故障しがちだそうです。

そのため作業をしている方々は、内部で起こっていることを推論
しながら、作業を続ける以外ない状態にあるようです。極めて困難
な状態です。

もう一つ枝野長官によって明らかにされたのは、蒸気を逃がす
ベントにもまた故障が生じているという事実です。もちろん原因は
よく分からない。炉内圧力は再びあがり危険が増しています。


こうした状態に対して、夕方に原子力資料情報室の2回目の
記者会見がありました。ここでも後藤政志さんが詳しい説明を
して下さいましたが、そこで強調されたのは水素爆発の恐れでした。

これが政府が可能性を指摘している建屋上部での爆発の可能性
ではありません。そもそも水素は、高温によって燃料被覆管の
ジルコニウムが溶け出し、これと水が反応して出てくるものです。

これと酸素が出会い、火花があると爆発に至りますが、実は
スリーマイル島事故での経験の中で、炉内には窒素が封入され、
水素が発生しても爆発にいたらない工夫がなされているといいます。

ところが、炉内の圧力を逃がすために、ベントを開けていますから、
このとき発生した水素ガスとともに窒素もまた炉外に出てしまって
います。どれぐらいの割合かはもちろん分かりません。

その後に、再度、水位が下がり、燃料の一部が溶けた可能性が
あり、再び炉内に水素が発生している可能性があるのですが、
今度はその爆発を抑える窒素が抜けている可能性があります。

そうなると炉内で水素爆発が起こる恐れが生じていることになる。
もちろん、どれだけの水素が発生しているのか、どれだけの窒素が
抜けてしまったのかは測りようのないことです。

このため現在、3号機は建屋上部だけでなく、炉内での水素爆発の
リスクも抱えていることになります。本当に恐ろしい。そんなことに
ならないことを祈るばかりです。


さらにさきほど入った情報では、福島第一原発1号機でも水位が
下がっているそうです。これもどうしてだか分からない。どこからか
漏れているのかもしれない。その場合は放射能も漏れています。

さらにさらに、なんとか冷却装置が働いていた2号機までもが
水位が下がりだし、炉内の圧力が上がりだしたそうです。とうとう
冷却装置がダウンしたのです。このため2号機もベントを開けるという。

これらのために今、福島第一原発は1号機、2号機、3号機の
3つの炉が危機に瀕しています。本当に余談を許さない状態です。
・・・ともあれウォッチを続けます。

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

2011年3月13日日曜日

今回の福島原発の状況に接して・・・

ついに住民が放射性物質に被曝する、という事態になってしまいました。
テレビで映し出された場面を見る限りでは、深刻な放射線量ではなさそそうでしたが、このことを「想定内」として片づけられる問題では無いと思います。

鳥取に住んでいた頃の話しですが、私も「原子力発電所はいらない」と反原発運動をしていました。
放射線測定器を持って、核燃料を輸送するトラックを追いかけて、サービスエリアで停車していたトラックからどれくらい放射線が出ているのか測ったりしたこともありました。実際にトラックに近づくと、放射線測定器のメーターが上昇するのを確認し、自分の身体の中を放射線が突きぬけているんだ、と実感したのをよく覚えています。(核燃料の輸送はすごいですよ!警察官が全ての信号を青信号に操作してノンストップで走ります。テロ対策なんでしょうが・・。でも意外に、サービスエリアで停車中の時は、無警戒で、僕たちが近づいても何も言われませんでした。運転手の人に「放射線出てるか?」と声をかけられたと記憶しています。今は核テロも現実的なのであの頃のように近づけないかもしれませんが・・・)

チェルノブイリやスリーマイルでの事故についても、本や講演会などで自分なりに勉強もし、原発の危険についても、ある程度わかっていたつもりでした。でもどこかで、原発の危険の「リアルさ、現実感」が実感できずにいたのも事実でした。

原子力発電所はその後も次々と建設され、さらに今は福井県の原発銀座からわずかの場所に住むにいたり、原発の存在を苦々しく思いながらも、どこかで「大丈夫なのかもしれない」という根拠のない期待を抱いていたような気もします。

それが今回この巨大地震によって、原発が無電源状態になり、そして以前読んだ本の内容どおりに刻一刻と進行し、ついには炉心融解という事態になりました。目の前で原子力発電所を見ているわけではないですが、原発の危険をようやく今「リアル」に感じています。

それにしても、情報が遅いと感じます。
2時間以上も前の測定数値を発表するわけで、2時間も経ってしまえば、放射性物質は風で運ばれて周囲の土地や、人の上に降り注いでしまうわけです。
地震の速報は瞬時に出る世の中なのですから、測定値くらいすぐに発表できるくらいの体制を作ってほしいと思います。情報公開の遅さは、そこになにか恣意的な操作をしているのではないか、という疑念を持たせてしまいます。

友人からの転載メール、リアルタイムではいきませんが、できるだけ早く転載していこうと思います。

福島第一原発(知人からのメール)⑯

知人からのメールを転載していますが、その知人から今回の一連のメールについての情報元等についてメールが来ましたので、それも転載しておきます。
尚、個人名が入っているので、その部分は修正しています。

また、昨夜8時に原子炉を設計した技術者も交えたNGO主催の記者会見が行われました。今日も予定されているようです。
以下のリンク先で見られます。ぜひみてください。
http://www.cnic.jp/modules/news/

以下、転載文
***************

経緯をすこし説明しておきます。

地震発生当日11日の19時半頃に朝日新聞のネット版に以下の記事(「福島第一原発で炉心緊急冷却装置停止の可能性 溶融危惧」)
が出ました。
ぼくは原発のことはド素人ですが、それでもこれはかなり重大なことではないかと思い、知人たちに更なる情報を尋ねました。
しばらくして是永さんがブログに載せてくれた一連のメールを、主にUさんからもらうようになったということです。

知人のUさんもいわゆる専門家ではありませんが、自分なりに(原発反対の立場から)勉強してきた人です。
Uさんの技術説明や予断には誤りが含まれることもあるかもしれませんが、それでも大事に至る前に最低限の知識と心構えをしておくには有益だと思います。
本来はテレビラジオがあらゆる専門家を招いて、今起こっていることの説明と今後どういう事態が予想されるか、その最悪を含めて的確で十分な情報を提供して、被災者視聴者を安心させるべきです。
しかしずっとNHKなどを聞いていましたが、「まだ大丈夫」「まだ大丈夫」という論調を繰り返すうちに事態が進展しゆき、これはパニックを恐れるあまりに後手後手になっている感が強まっていきました。
しかし、大丈夫といい続けて情報を公開せず、いざ最悪の状態になったときにいきなりそれを公表しても、むしろ逆にパニックを招くのではないかと思います。
さすがに爆発のあとは新聞各社も踏み込んだ報道になってきていると思いますが。

昨夜8時に原子炉を設計した技術者も交えたNGO主催の記者会見が行われました。今日も予定されているようです。
以下のリンク先で見られます。ぜひみてください。
http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第1の1号基は海水注入をやっているようですが、他にも1号基を後追いしている炉がいくつかあるようです。
いずれにしてもIAEAが深刻な懸念を表明しているように、事態は予断を許しません。


****

福島第一原発で炉心緊急冷却装置停止の可能性 溶融危惧

 経済産業省の原子力安全・保安院によると、11日午後4時すぎ、東京電力から福島第一原子力発電所の1、2号機で、炉心を冷やす緊急炉心冷却シ ステム(ECCS)が動かなくなった可能性があるという連絡が入った。炉心が十分に冷却できない状態が続くと、炉心溶融など極めて危険な状態になる恐れが ある。

 保安院によると、地震で原子炉は停止し、核反応は停止した。だが、核燃料の熱が出続けているため、炉心に水を入れて冷やす必要がある。炉心に残る蒸気で注水する隔離時冷却装置は動いているが、本来なら、炉心を冷やす最後の手段であるECCSも作動するはずだった。

 だが、停電に加え、非常用発電機の停止も重なり、ECCSが作動しない状態が続いている。隔離時冷却装置が確実に働けば炉心は冷却されるはずだが、東電は緊急事態に備え、電源車による電源復活を急いでいる。

 東電は原子力災害対策特措法に基づく「特定事象」を適用、経産省と福島県、地元自治体に通報した。

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発⑮

今、枝野官房長官の会見があり、「海水の注水はうまくいっている」とのこと、会見通りなら、最悪の事態は免れる方向に進んでいるようです。
なんとかうまくいってほしいと願うばかりです。

福島第一原発(知人からのメール)⑬

先ほどと内容重複しますが、専門家による解説を転送します。

***

京大原子炉実験所の小出さんからのお知らせです。

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皆様

 8時の枝野長官の記者会見を聞き、爆発は格納容器と原子炉建屋の間で起き、
格納容器はまだあるとのこと、ちょっとほっとしました。
 もし、それが本当なら、爆発は水素爆発です。
 そしてその水素は、燃料棒被覆管材料である、ジルコニウムという金属と水と
の反応で生じた水素だと思います。
 それが格納容器ベントを開いたことで、原子炉建屋に漏洩し、爆発に至ったと
推測します。

 格納容器は放射能の放出を防ぐ最後の砦で、それがまだ形として残っていると
いうことは、せめてもの救いです。
 その格納容器の中に、海水を注入するという説明でしたが、どうやって海水を
送るのでしょうか?
 そのためにはポンプが動かなければいけませんし、そのためには電源が必要です。
 電源が失われたからこそ、事態がここまで悪化してきました。
 何故、いきなり海水を送れるようになったのでしょうか?
 注水できるポンプの圧力の能力はあります。
 原子炉圧力容器内は大変高圧になっており、消防用のポンプ車の吐出圧力では
原子炉圧力容器の中に直接水を送ることはできませんが、格納容器の中であれば
送れると思います。
 それでもなお、核の容器の中に水を送る作業はもっと早くやれたはずだと私は
思います。
 十分な情報がない中、申し訳ありませんが、正確な判断ができません。
 もし、格納容器内を海水で満たすことができるのであれば、もちろん原発は2
度と使えませんが、最悪の破局は免れることが出来ると私は思います。

 格納容器内に海水にホウ素を混入させることは必要です。
 今直面している危機は、原子炉が溶けてしまうこと、そして一度は停止させた
ウランの核分裂反応が再び始まってしまうかもしれないことの2つです。
 原子炉を溶かさないためには水を供給すること、核分裂を再び始まらないよう
にするためには中性子を吸収できる物質を供給しなければいけません。
 中性子を吸収する物資がホウ素です。
 ですから、ホウ素を混入した海水を格納容器に注入することは有効です。
 成功してくれることを願います。

 政府の提供する情報は大変不十分です。
 爆発前後で正門前での放射線量が、減ったなどということは、格納容器が破壊
を免れたという証明にはなりません。
 単位風向きが変わった可能性の方が遥に大きいです。
 今後も、あちこちからの情報に常に注意してください。

 このメールは失礼ながらたくさんの人たちに一斉に送ります。
 事故の対応に追われており、お許しください。
 
                     2011/3/12  小出 裕章

福島第一原発(知人からのメール)⑭

「椋川とは関係のない」内容かもしれませんが、椋川も福井県にある原子力発電所から十数キロしか離れていません。 もちろん福島以外の原子力発電所で同じ現象が今すぐ起こるわけではありませんが、「原子力発電所とともに暮らす」ということは、今回の同じリスク を負いながら生活を続ける、ということをやはり私たちは知るべきだと思いました。
以下転送文

毎日新聞から転載。
***
東日本大震災:福島第1の炉心溶融 原発安全神話崩れる
http://mainichi.jp/select/science/news/20110313k0000m040065000c.html

  東日本大震災の影響で東京電力福島第1原発1号機の原子燃料が溶解し、大量の放射性物質が漏れたことは、経済産業省や東電など電力会社が強調してきた日本 の原発の「安全神話」を崩壊させる事態だ。政府は「温暖化防止対策」などを看板に、国内の発電電力量に対する原発の比率を大幅に高める政策を推進してきた が、今回の事故で原発に対する国民の不信が再燃するのは必至で、国のエネルギー政策は抜本的な見直しを迫られそうだ。

 原発は日本の電力 の約3割を賄う「基幹電源」。政府は昨年6月に策定したエネルギー基本計画で14機以上の原発の新増設を掲げ、原発の比率を4割程度に高める計画を掲げて きた。東電は現在17機の原発を保有し、09年度の原発の発電比率は28%だが、19年度には新増設や稼働率の改善などで48%に高める計画を示してい る。

 世界では79年の米スリーマイル島原発事故や86年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故後に原発の安全性への不安が広がった。そんな 中、日本が原子力政策を推進し続けて来られたのは日本の電力事業者が「厳しい安全管理をしており、深刻な事故は起こらない」と説明してきたからだ。

  91年の関西電力・美浜原発2号機の蒸気発生器細管破断事故や95年の「もんじゅ事故」、99年の茨城県東海村の臨界事故では、原発への不信感が高まった が、原発事業者はいずれのケースでも、部品の施工ミスや設計ミスなど「想定外の事象が原因」と強調。07年の新潟県中越沖地震で東電・柏崎刈羽原発が全機 停止した時も「原因は変圧器の火災。原発の設計構造そのものに問題はない」などと安全神話を守ることに必死だった。

 しかし、今回の事故 は、地震後の津波で原子炉冷却用の電源が損傷したもので、原発の安全設計の根幹自身が疑われるもの。「原発は(いくつもの安全装置で原子炉を守る)多重防 護の考え方を徹底している」としてきた東電の説明は破綻したと言える。12日夜に東電本店で会見した小森明生常務が「まずは冷却水の維持に取り組んでい る」と述べただけで、原発の問題点に触れなかった姿は、安全神話を守りたいあまりに地元住民らの不安に十分応えていないように見えた。

  福島第1原発は71年に運転を開始した老朽炉で、原子炉圧力容器や建屋に劣化が生じていなかったかなど、東電の原発管理体制が厳しく問われそうだ。95年 の阪神大震災を契機に原発の耐震性が問い直され、国や電力会社は耐震性能を高める措置を取った。しかし、今回のような津波による電源喪失という事態は想定 されず、地震国ニッポンの原発の安全性は根幹から問い直されることになった。

 80年代以降の原発への逆風を耐え抜き、政府や電力会社が 原発推進に大きくかじを切ったのは、新興国の急成長でエネルギー需要の急増が見込まれる上、「温室効果ガスを出さない原発は温暖化対策の切り札」(幹部) という名目があるためだ。政府は原発の海外展開をインフラ輸出の中核に据え、ベトナムやトルコへの売り込みも本格化していたが、経産省幹部は「この事故 で、エネルギー政策の抜本的な見直しを求める声が強まるだろう」としている。

 東電は当面、火力発電などで代替する考えだが、原油高騰や 温室効果ガス削減の観点から、原油や石炭発電の使用には限界がある。太陽光発電など再生可能エネルギーの本格普及策も緒に就いたばかりで、日本のエネル ギー政策は袋小路に追い込まれる可能性がある。【山本明彦、立山清也】

毎日新聞 2011年3月12日 20時21分(最終更新 3月12日 21時53分)

福島第一原発1号機爆発映像

http://www.youtube.com/watch?v=-KhQ9U5bpUM   

福島第一原発(知人からのメール)⑫

中身を確認する暇がないですが、以下情報もらったので転送します。
すこし古い情報だそうで、参考まで。
***
食品と暮らしの安全
以下は小さくて読みにくいですが・・・
「原発で事故」「原発で放射能漏れ」と聞いたときの対処法
原発事故に備えて常備しておくもの
原発からの距離で違う逃げ方

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発(知人からのメール)⑪

「椋川とは関係のない」内容かもしれませんが、椋川も福井県にある原子力発電所から十数キロしか離れていません。 もちろん福島以外の原子力発電所で同じ現象が今すぐ起こるわけではありませんが、「原子力発電所とともに暮らす」ということは、今回の同じリスク を負いながら生活を続ける、ということをやはり私たちは知るべきだと思いました。
以下転送文

***
Uです。
続報です。さきほど、枝野官房長官の会見が行われ、
爆発は、原子炉格納容器の爆発ではないこと、大量の放射能の飛散は
起こっていないことが明らかにされました。
これは事実だと思います。最悪の状態はまだ起こっていないということです。
とりあえずは良かった!本当に良かった!
ではどうして爆発が起こったのか。何らかの要因で発生した水素が、
格納容器と建屋の間にたまり、それが爆発したようです。
そのため、建屋が内側から粉々になりましたが、原子炉格納容器は
破壊されずに残ったとのことです。
このため、その後の放射能の計測でも数値は上がっていません。
爆発のときに生じた煙の中に、放射能が混じっていたことは間違いない
ですが、少なくとも、広大な地域が壊滅するほどのものではありません。
この時間、同時に原子力情報室の会見も行われ、東芝で格納容器を
設計していた後藤正志さんが説明をおこなって下さいましたが、そこでも
可能性として、格納容器の外での水素爆発の可能性を語られていました。
なのでこの点からもこの情報は信ぴょう性があります。
(ちなみに、格納容器内は、水素爆発が起こりにくいように、窒素を
封入してあるとのことです)
ただし問題はその後の対処です。枝野長官は、依然、冷却装置が回復しない
ため、原子炉格納容器内を、海水で満たす非常措置をとると発表しました。
その場合、原子炉格納容器の中だけを海水で満たすのか、それとも、
その中にある原子炉の中も海水で満たすのか今一つ分かりませんが、
ともあれ水浸しにすることで、燃料の過熱を抑えるというのです。
つまり燃料の一部がとけてしまい、冷やすことができない事態はいまだ
継続中だということです。
これに対して後藤さんは、海水で水浸しにするのは、確かに最後の手段として
考えられてきたことだが、設計的に想定されていることではなく、そのための
取水口などないこと。そのため「ありとあらゆる手段を駆使して」注水することに
なると語っていました。それ以外、打つ手がまったくないが故の、想定外の
最後の一手であり、設計上の破たんの上の行為だといいます。
これが成功することを祈るしかありません。本当にこれでおさまって欲しい。
しかし同時に、おさまらないときに備えて、(まだ格納容器が破られていないことを
付け加えた上で)、放射能が発生した場合の対処を多くの人々で共有する
ことは進めた方がいいと思います。もちろん逃げられる人は少しでも遠くに
逃げた方がいいです。特に近場の人は、今なら放射能がそれほど出ていない
ので、退避に有利です。

さらに情報ウォッチを続けます。

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発(知人からのメール)⑩

原子力情報室より転載。
***
2011年3月13日 20時より
特定非営利活動法人原子力資料情報室
自由報道協会

本日20:00より
福島原発に関する緊急共同記者開催


福島第一、第二原子力発電所の10機の原子力発電所で、いったい何が起こっているのか。今後どんな危険性が迫っているのか。政府・東京電力は、事故状況の詳細について公表せず、「専門家」のコメントも的はずれと感じませんか。
私たちは、原子力発電所の設計を行っていた技術者も交えて、原子力発電所の基本的な仕組みや設計方法から、福島の原発の深刻な状況、今後の安全確保対策等の問題について、詳しくお話させていただきます。

【発言者】
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
後藤 政志(柴田 宏行) 東芝・元原子炉格納容器設計者
田中 三彦(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)
海渡 雄一(弁護士・浜岡原子力発電所運転差止弁護団)
伴  英幸(原子力資料情報室・共同代表)

【記者会見会場】
原子力資料情報室
http://www.cnic.jp/map.html

ビデオニュース・ドットコムhttp://www.videonews.com/のUstream中継で記者会見をご覧いただけます。

【共催】
特定非営利活動法人原子力資料情報室
自由報道協会

【問合せ】
原子力資料情報室 http://www.cnic.jp/ 
住所:〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
電話:03-3357-3800 FAX:03-3357-3801

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発(知人からのメール)⑨

Nです。30分前のメールですが転送します。
***
Uです。(20110312 17:05)
福島第一原発をめぐっては、一進一退の状況が続いていますが、
たった今、爆発が起こったという情報が飛び込んできました!
ただなぜどのように起こった爆発かはまだ分かりません。
多数のけが人がでているようです。


それを踏まえてここ数時間の流れを書きます。
すでにセシウムが測定されたことを書きましたが、同時に、ヨウ素も
測定されたそうです。明らかにコントロールできない核分裂が
進行中であり、その結果できた「死の灰」が大気中に出ているわけです。

一方で、懸念されていた水蒸気による圧力の上昇については、
ひとたび、二つ目のベントを開けることができたことによって下がったと
報道されています。これで今すぐ、水蒸気爆発が起こる可能性は
回避されたとひとたび報道されました。

しかし相変わらず、水位が下がり続けていて、さきほどは90センチ
と言われていたものが、1メートル70センチにまで拡大しています。
また蒸発によって水がなくなっているだけでなく、どこからか漏れている
可能性も指摘されていますが、どうも炉心で起こっていること、全体
的に原発で起こっていることが、把握しきれていないようにも
思われます。

このため、部分的にはすでにスリーマイル島事故と同じことが
起こっているという見解もすでに出ているようです。


ともあれいったん水蒸気が出て、格納容器の破裂が回避された
ことは、死の灰が大気中に出たことを差し引いても、最悪の事態の
回避といえると思いますが、しかし今なお冷却水が下がり続けて
いることで、燃料棒の被覆、それだけでなく、その中に
つまっている燃料ペレット(濃縮ウランをペレットにしたもの)までが
溶け出しているというのは大変深刻です。

このまま冷却が進まず、核分裂の暴走が拡大すれば、炉心は
さらに急激に高温になり、残っている冷却水が一気に高温になって
再び格納容器を破壊する可能性が生じるし、また被覆管を
構成する物質は、液化して水分と反応すると水素を発生させるので、
今度は水素爆発の危険性も生まれます。

そうすると格納容器を破壊して、炉内にある放射能が一気に
飛び出すチェルノブイリ型の事故に発展する可能性ありです。
すくなくともその可能性がまだ止められていないということです。


さて万が一にも、大量の死の灰が外に出てしまった場合、何よりも
避けるべきことは放射性ヨウ素の被曝であることを述べましたが、
このことについて、医師サイドのメーリングリストでも、情報が
流れ出しています。

それによると、放射性ヨウ素の影響は若ければ若いほど甚大であり、
反対に非放射性ヨウ素の服用は40歳以上には必要ないという
ガイドラインが出ています。なのでヨウ素が手に入った場合は
まずは子どもからです。ただし量に注意する必要があります。
その点を詳しく説明した下記情報を、参照して下さい。
http://kokai-gen.org/information/6_015-1-1y.html#


さてここまで書いたときにとんでもない情報が飛び込んできました。
福島第一原発付近で、ドンという爆発音がし、煙があがっているそうです。
まだ詳しいことは分かってないそうですが、何らかの爆発につながった
可能性があります。もの凄く深刻です。

NHKでは、緊急回避をするために、爆破弁というものを使ったのでは
ないか、(原子炉の崩壊ではないだろう)という見解を流していますが。
そうだとしてももの凄く追い詰められた対応だと思います。
私たちは最悪のシナリオをみているのかもしれません・・・・。
本当になんとか、収まることを願うばかりです。

以下、爆発音が響く前のいくつかのニュースです

************

福島第一原発1号機で炉心溶融の可能性

経済産業省原子力安全・保安院は12日、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所1号機の原子炉内で、核燃料をまとめた炉心の一部に溶融が起きている可能性が高いと発表した。

周辺2か所の放射能監視で、ウランの核分裂によって生じるセシウム137などが検出された。
セシウム137は放射能の強い放射性物質で、原子爆弾が爆発した際に生じる「死の灰」の成分。核燃料棒に何らかの損傷が起きている証拠と考えられる。

1号機では、原子炉格納容器内の圧力が異常上昇し、圧力を下げるため水蒸気を建屋外に放出する作業が行われているが、放射線量が多く作業は難航していた。冷却水の水位が下がり、燃料棒が露出、空だきのような状態になり、過熱が進んだ可能性がある。

対策としては、冷却水を大量注入する方法があるが、現在、仮設の消防ポンプによる注入にとどまっている。保安院では、自衛隊や米軍にポンプ車などの応援を求めることも検討している。

今回は、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故や、1979年の米スリーマイル島原発事故のように、炉心が溶け落ちるメルトダウン(炉心溶融)には至っていないと見られる。
2011年3月12日14時18分 読売新聞)

福島第一原発1号機、燃料の溶融が進んでいる可能性

2011年3月12日14時22分 朝日新聞
図:沸騰水型の仕組み沸騰水型の仕組み
経済産業省の原子力安全・保安院は12日午後2時すぎに記者会見を開き、東京電力福島第一原子力発電所の1号機(福島県大熊町)で、原子炉内の燃料の溶融が進んでいる可能性が高い、と発表した。

放射線医学総合研究所が原子炉敷地内で、燃料中に含まれる核分裂生成物であるセシウムを確認した。
1号機の燃料Aの水位は、マイナス90センチがマイナス170センチまで下がり、燃料が水面から露出しているとみられる。燃料Bの水位についても、80 センチから145センチまで下がっていることが確認されたという。格納容器内の圧力は750キロパスカルが754キロパスカルで、圧力は比較的安定してい る。

炉心溶融は、想定されている原発事故の中で最悪の事態だ。これが進むと、爆発的な反応を引き起こして広く外部に放射能をまき散らす恐れもある。

福島第一原発、弁開放し炉心の圧力低下

2011年3月12日15時43分 朝日新聞
原子力安全・保安院は12日午後3時すぎ、東京電力福島第一原発の1号機の配管の弁を開放した結果、炉心の圧力容器を覆う「格納容器」の圧力が低下し始 めた、と発表した。格納容器内は通常、400キロパスカル(約4気圧)で運転されているが、1号機は大地震による自動停止後、800キロパスカル超の圧力 を記録し、損傷の恐れがあった。
ただ、弁を開けたことで放射性物質のセシウムが外部に漏れるなど、周辺の放射線濃度が高まった。

炉心冷やされていない可能性も 福島第一原発1号機

原子力安全・保安院は12日午後、東京電力福島第一原発の1号機で炉心溶融が起きている場合、2700~2800度に上昇した炉心が冷やされていない可 能性があると説明。そのうえで「(1979年の)米国のスリーマイル島原発事故と同類の事故が起きていると言える」と述べた。



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福島第一原発(知人からのメール)⑧

Uです。

Aさん

有効な情報をありがとうございます!
福島原発方面にお知り合いのある方、ぜひこれをお伝え下さい。
原子力事故が起こったら
これまでもそうでしたが、政府はどこまでも原発の危険性を小さく
伝えようとするため、最悪の場合の対処法をまったく伝えようとしません。それどころか、なぜ屋内避難が必要なのかすら十分に語られて
いません。その点で最悪の場合の対処方法を伝えるのは重要だと
思います。


みなさん。
かなり事態の危険度が増しました。
すでにさきほどから福島第一原発1号機において、冷却水の水位が
下がり、燃料棒の一部が露出してしまったことが報道されていました。
90センチほどです。

ところがこれに続いて、福島原発の敷地内で、セシウムが検出
されたという報道がたった今、なされました。
これは炉心にある燃料棒が溶け出したことを表すものです。
つまり制御出来ない核分裂が怒り出しているということであり、
メルトダウン(炉心溶解)が部分的に始まりだしているという
ことです。

また続いて、燃料棒の被覆管が溶けているという報道も
なされました。この液化した物質は冷却水と反応すると
水素を発生するので、水素爆発の可能性も生じていると
いうこことです。本当にどんどん危機のレベルが上がっています。

(なお(1)でメルトダウンは、炉心を破ることのように書いてしまい
ましたが、あくまで燃料が崩壊し、溶けて固まって、暴走が開始
することです。それは水蒸気爆発などの引き金になることが、
原子炉を突き破って大気中にすべてが出てしまうのは、
メルトダウンのもう一つ先の現象です)

これらの事態に対して、
経済産業省の原子力保安院は「1号機で核燃料の一部が
溶け出たとみている」と発表し、「被覆管の一部も溶けたようだ」
と語っています。

また少し前の情報ですが、圧力を逃がすための弁は二つあり、
その内の一つをあけたところ、あまりに放射線が強く、作業員が
深刻に被曝するために、二つ目の弁がまだあけられず、まだ圧力を
逃がす作業が出来ていないそうです。

つまり炉心の圧力はいまなお高まりつつあり、弁をあけたときに
高い圧力で、放射能を含む水蒸気が出てくることになります。
しかも燃料の一部が溶けているので、セシウムをはじめ
さまざまな放射性物質が出てくる可能性があります。

この他、次のようなニュースが流れています。
7時40分の段階で、第一原発正門前の放射線量は、通常の
73倍。セシウムまで出ている今の状態はどうなのでしょうか・・・。


*****************

福島第1原発・正門付近の放射線量、午前8時前に73倍に激増

2011.3.12 10:20 産経ニュース
原子力安全・保安院は12日、福島第1原発正門付近の放射線量が同日午前7時40分現在で通常時の約73倍に当たる5・1マイクロシーベルト時だったと発表した。前回の発表では通常の約8倍で、放射線量は急激に増加している。

東電幹部「燃料が損傷の可能性」 福島第1原発1号機

2011.3.12 12:33 産経ニュース
東京電力幹部は12日、記者会見し、福島第1原発1号機の燃料が損傷している可能性があるとの見方を明らかにした。同社では「想定し得なかった被害」としている。
高橋毅原子力運営管理部長は、原子炉内の水位が燃料の上部先端から約50センチ低いとし、「燃料は過熱のおそれがあり、損傷の可能性も否定できない」と述べた。ただ冷却水の補給をしており「小康状態を保っている」とした。
災害の規模については「マグニチュード8を超え、津波があることは想定していなかった」と述べた。


転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
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福島第一原発(知人からのメール)⑦

Nです。
ぼくが緊急事態時に食べたり飲んだりも気をつけろというのはなぜ?と聞いたので
その回答から書いてくれてます。
***
Uです。続報です。(201103121135)

Nさん
先に、放射線と放射能の違いを述べましたが、深刻な放射能
汚染が進んだ場合、飲食物が汚染されます。
とくに放射性物質が浮遊しはじめたら、浄水場の場所などにも
よりますが、その地域の水、食物が汚染される可能性が高まり、
摂取は危険になります。
屋内待避している人の元には飲料水や食料を届ける必要が
出てきます。
それらのための措置ではないでしょうか。法律を詳しく調べた
わけではないので、当て推量ですが・・・・。

ただその場合、誰が運ぶのかという問題がでます。
自衛隊には特殊部隊がありはしますが・・・。
またその仕事は拒否することは可能なのでしょうか。
本当にいろいろなことが噴出しているように思えます。

あと福島第一原発1号機は、ついに手動で弁をあけて水蒸気の
放出を始めたようです!これでも世界を震撼させる大事故です。
正門前の放射線量20倍というのはそれ以前の計測値だった
ようです。つまりこれから放射線量はさらに増えます。
報道でも、放射性物質が外に出るときちんと伝えています。

原子炉格納容器を開けるという、およそあってはならないことに
踏み切ったのは、水蒸気爆発を避けるためです。日本崩壊、
世界崩壊を避けるために、周辺の放射能汚染を選択したと
いうことです。確かに今、この状況ではそれ以外に打つ手は
ありません。

ちなみにこの原発のある大熊町では、自衛隊車両での
避難が進められているようです。
今後、自衛隊が放射能の前線に立つことになるのでしょうか。
放射能対策防具が十分に揃っていることを願うばかりですし、
ともあれ、なんとしても、大爆発が阻止されること、また
周辺の人々の迅速な避難、放射能からの防御が進むことを
祈るばかりです。

*********************

福島第一原発1号機、蒸気放出 放射性物質漏出の可能性

2011年3月12日11時2分 朝日新聞
大地震で原子炉内の冷却水の水位が低下していた東京電力福島第一原子力発電所1号機と、第二原発の1~4号機について、東京電力は12日、原子炉を覆っ ている「格納容器」の弁を同日午前9時半までに開けた、と発表した。これにより、放射性物質を含んだ「1次冷却水」が蒸気に含まれて炉外に漏れる可能性が ある。
原子力安全・保安院によると、手動による格納容器内の蒸気放出は国内で初めて。2号機については格納容器と弁との間に板が挟んであり、内部の圧力が高まると自然に蒸気が外に漏れる。
第一原発では弁を開ける前から、正門付近の放射線量が通常の20倍を記録。1号機では原発を運転する「中央制御室」での放射線レベルも上昇してい るという。政府はすでに、第一原発の10キロ以内、第二原発の3キロ以内に住む人たちに対して、避難を指示している。避難対象は第一が5万1207人、第 二が8049人。
東電によると、1号機の格納容器の中は通常、400キロパスカル(約4気圧)で運転されているが、地震による影響で格納容器が壊れる可能性がある800キロパスカルを超えたため、弁を開け、格納容器内の圧力を下げる必要が生じた。
外部に出る蒸気には、燃料棒に直接触れる1次冷却水を含んでいると見られる。蒸気内にどれだけ放射性物質が入っているかは不明だが、核燃料や放射性物質を閉じこめる格納容器が壊れると、甚大な被害が生じる恐れがあり、弁の開放を決めた。

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福島第一原発(知人からのメール)⑥

Nです。転送します。
放射能と放射線の違い、心がけることなどの予備知識です。
***
Uです。

すでに福島第一原発正門付近で、放射線値が上がっているとの
報道を受けて、ここで放射能と放射線について、知っておくべきことを
まとめておきたいと思います。

放射能とは放射線を発する能力のことを指します。これをもった
物質を放射性物質と呼びます。

放射線にはいくつかの種類があります。代表的なものはアルファー
線、ベータ線、ガンマー線、X線、中性子線などです。
それぞれが原子の中の物質により構成されますが、最も粒子が
大きいのがアルファー線、小さいのが中性子線です。

人体への打撃はアルファー線がもっとも高い。エネルギー量が
大きく、電離作用(人体を構成する分子と分子がつながっている
電子をたたいて、分子のつながりを壊してしまうこと)が強いため
です。実体としてはヘリウム原子核と同じで、粒子が大きく、
飛ぶ距離はごくわずかです。数ミリか数センチぐらいでしょうか。
このため紙一枚でもふせぐことができます。

ベーター線は次に打撃力を持った物で、アルファー線ほどでは
ないものの、やはり強い電離作用を持っています。ベータ線の
実体は電子です。これは1センチのプラスチック板でも防ぐことが
できます。

これに対して、レントゲンに使われているのが、X線です。実体は
電磁波です。ガンマー線もほぼ同じ物と考えてよいかと思いますが、
これは遠くまで飛びます。その場合、発生源からの距離にもよりますが、厚いコンクリートでなければ防げません。

中性子線はさらに透過力が強く、なんでも通ってしまいます。
しかしエネルギー量はアルファー線に比べれば格段に小さく、
電離作用もそれだけ小さいです。


放射線を避ける場合に、これら違った放射線があることを知って
おく必要があります。ちなみに放射線計測器といっぱんにいいますが、
これら全てを一つで万能に計れるわけではありません。
いわゆるガイガーカウンターは、事実上X線対策のためのものです。
アルファー線やベータ線も計れはするのですが、それぞれあまり
長い距離を飛ぶわけでないので、発生源に近づけなければ、
感知できないからです。
つまりガイガーカウンターは、アルファー線やベータ線を放射しうる
物質がどれだけ浮遊しているかを計るものではないということです。

中性子線の測定はさらに特殊な装置が必要です。JCO事故では、
中性子線が発生し続けていたのですが、これを測定する機器の到着が
遅れたこともあって、長らく測定できず、救急隊や報道陣が
それと知らずに現場にむかって中性子線をあびてしまっています。
福島第一原発では、モニターが正常作動しておらず、手持ち
のもので測っていると報道にあるため、X線しか検出されて
いない可能性があります。


さて放射線が外に漏れたという場合、実は、原子炉内から放射線が
外に出ている場合と、放射性物質が外にでて、それが放射線を
発生している場合とがあります。
万が一の爆発があった場合も同じですが、この場合の恐ろしさは
大量の放射能(放射性物質)が出ることです。

放射能(放射性物質)はウランの核分裂によって出来た物質です。
ウランの割れ方によりいろいろな物質ができます。その中でも
恐ろしいのが大量に炉心内に作らている放射性ヨウ素です。これは
ベーター線を発する物質の固まりと考えるとわかりやすいです。
大気中に放射性ヨウ素が出た場合、物質として浮遊します。

このとき雨が降ると、水滴に混じって落下してきて人体と接触し、
体内に取り込まれてしまいます。そうするとヨウ素はなぜか人体の
甲状腺などに集まる性質を持っています。あるいは人体がヨウ素を
ここに取り込むようにできているのかもしれません。

そうすると甲状腺に濃縮されたヨウ素から、ものすごい高エネルギーの
アルファー線が、周辺をたたき続けます。このため発生するのが
甲状腺がんで、チェルノブイリではたくさんの人々、とくに子どもが
かかりました。

対処法としては、原発事故直後に、放射性ではないヨウ素をさきに
飲んでしまい、甲状腺を埋めてしまう方法があります。
これに使えるヨウ素剤としては、ヨウ化カリウム剤を一般の薬局で
購入することが出来ます。(ただしほとんど在庫はしてなくて
取り寄せになるでしょう)

このほかにもアルファー線やベーター線を発する物質はたくさんあります。
劣化ウラン弾の粉末もアルファー線を発する物質ですが、ともあれ
アルファー線やベータ線は、放射線として飛んできて、体の中に
入ることは少なく、放射能として運ばれてきて、体内に
取り込まれ、そこで周辺に壊滅的な打撃を与えるものです。

このため、原発事故にあたっては、放射能を体内に取り込まない
ことが大切で、とくに雨にうたれることは絶対に避けるべきです。
場合によっては逃げるよりも屋内にいた方がいいというのは
こうした判断に基づくものです。


それではX線などは怖くないのかというと、そうではなくて別種の
怖さがあると考えた方がよいです。透過力は断然上で、量が
多いと、レントゲンの強いヤツを何度も浴びるのと同じコトになり、
当然このことでも電離作用が生じて、ガンなどが発症する可能性が
生まれます。

このため放射能対策にあっては、物質として飛んでくる放射能と、
放射線として飛んでくるものへの対処の双方が必要になります。
マスコミ報道では放射線と放射能がしばしばごちゃごちゃになり
ますので、とにかく放射能漏れとか放射線漏れが伝えられたときには
可能な限り、発生源から離れることと、同時に雨に注意し、放射能
に触れないように注意することが必要です。
この点で、ある条件下においては、屋内の方がまだまし=被曝量が
少なくなりうるというわけです。

あと全ての放射性物質には半減期というものがあります。
放射線を発する能力が半分になるまでの時間です。
これらが放射能力が弱くなる一つの目安としてありますが、この
時間は、エネルギー量の大きいものほど早い傾向があります。
つまり放射線のエネルギーの大きい物、人体にダメージの大きい
ものほど、たくさんのものを出しているので、それだけ放射能力が
早く失われていくということです。

ちなみにヨウ素の半減期は8日間です。8日たつと能力が半分に
なり、また8日たつとその半分になりますので、時間とともに
脅威が少なくなっていきます。
ちなみにチェルノブイリ事故ではこうした情報を政府が伝えなかった
ため、事故直後に放射線ヨウ素で汚染された牛乳が出回り、
多くの子ども達が飲んでしまったと伝えられています。
この場合は、牧草→牛→人間という経路をたどったということです。

このほか、よく話題にあがるのがセシウムやストロンチウムに
よる土壌汚染ですが、こちらの場合の半減期は30年です。
これらは植物、昆虫、キノコ等々に取り込まれますが、そのたびに
濃縮されてしまいます。
チェルノブイリの周辺の数百キロでは、土壌汚染の上に
汚染されていない土をかぶせる作業が延々と続いています。
100年はかかると言われています・・・・。

このように放射性物質の中には、1日のうちにも半減期に達する
物質もあれば、半減期が何万年超というものもあるものの、ともあれ
安全性は時間とともに高まります。このため逃げることができずに
屋内待避をするなら、屋内の気密性を高め、とくに雨には最大の
注意を払ってサバイバルすることです。


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福島第一原発(知人からのメール)⑤

「椋川とは関係のない」内容かもしれませんが、椋川も福井県にある原子力発電所から十数キロしか離れていません。 もちろん福島以外の原子力発電所で同じ現象が今すぐ起こるわけではありませんが、「原子力発電所とともに暮らす」ということは、今回の同じリスク を負いながら生活を続ける、ということをやはり私たちは知るべきだと思いました。
以下、転載文

以下、原子力資料情報室というNGOのHPより
福島第一原発1・2号炉で放射能漏えい 第二原発でも 

第 一原発の正門付近でも上昇.中央制御室では通常の1000倍に上昇しており,避難対象範囲が半径10キロメートルに拡げられた.1号炉と2号炉で燃料棒の 破損が始まっているとみられる.重油タンクが津波で流出したことは報じられているが,配管の破断ないしは,津波による電気系統が損傷した可能性もある.

第二原発でも放射能の漏えいが検出されているため,避難範囲を設定し,半径3キロの範囲での避難が行なわれている.原子炉の非常用注水の電源として使われる,圧力抑制プールの温度が通常30℃(制限値60℃)のところ,100℃まで上昇していると報じられている.

住民の安全のためには,いずれにしても,詳しい状況がもっと公開されなければならない.

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福島第一原発(知人からのメール)④

さっきの補足的続報です。
さっきはラジオで「手作業で弁を開けることを検討」といってました・・・もう言葉もありません。
****
Uです。
続報がどんどん入ってきています。
福島第一原発正門の放射線量は
通常の20倍にたちまち拡大しており、避難地域も半径10キロに
拡大していますが、そもそも放射線を測る装置そのものが十分に
作用していないようです。これからすると、どれだけの放射線が
出ているか、実態を十分に掴めていないというのが実情かと
思われます。

またこれと同時に、第二原発でも危機的な状態が進んでいますので、
おそらく今後、第二原発周辺にも避難命令が出るものと思われます。
・・・というか一刻も早く避難勧告をし、人々を逃がすべきです。


ちなみに第二原発は、第一原発から10キロ強、南の海岸に
あります。この付近いったいが激しい津波にさらされたようで、第一
原発より北の南相馬市付近は、海岸線の1800戸が壊滅状態と
自衛隊が発表しています。

原発内では第二原発で死者が出ており、第一原発で2名が
行方不明と発表されていますが、あの狭く、管理が行き届いている
はずの原発敷地内で行方不明とはどういうことでしょう。
内部の把握が十分にできなくなっていることも懸念されます。

もんじゅ事故のときも、東海原発のときも、事態の深刻さは
かなりたってから明らかにされました。JCO事故のときは、放射線が
発生していることを告げないままに救急車が呼ばれました。
同じようなことになっていないか、不安が募ります。
ともあれ周辺の方々は、可能な限り、遠くに逃げた方がよいです。

ちなみに福島第一原発の1号機は1971年の製造。
ゲームでいうと、テーブルテニス・・・すら出たか出てないころ
でしょうね。要するにものすごくローテクです。
その上、設計当初の寿命は40年。それを寿命が来る前に
法改訂で延命してしまって使っているものです。
ローテクの上に老朽化していたものです。

・・・今は批判よりも、状況把握を最優先したいと思いますが、
それにしても、あんなに危ないと言ってきたのにという思いが
つもるのは、僕だけではないと思います。

****************

環境中の放射線測る装置機能せず 福島第一原発

2011年3月12日8時7分 朝日新聞

東京電力によると、福島第一原子力発電所(福島県大熊町)の敷地境界にある、環境中の放射線を測る装置(モニタリングポスト)は、8カ所とも機能してい ないという。東電は、手持ちの測定装置で対応している。また、1、2号機の排気筒の測定装置についても停止しているという。

福島第二原発も原子炉容器内の圧力逃がす作業を準備

2011年3月12日8時13分 朝日新聞
原子力安全・保安院は12日、福島第二原発(同県楢葉町、富岡町)についても、原子炉格納容器内の圧力を逃すための準備作業に入るとの連絡を東京電力より受けたと明らかにした。

制御室1千倍の放射線 正門付近は20倍 福島第一原発

2011年3月12日8時5分 朝日新聞
経済産業省の原子力安全・保安院は12日朝に記者会見し、東京電力福島第一発電所の1号機(福島県大熊町)で、原子炉建屋内にある中央制御室の放射線量が、通常の約1千倍に達していることを明らかにした。正門付近では、通常の約20倍となっているという。

保安院によると、中央制御室の通常の放射線量は1時間あたり0.16マイクロシーベルトだが、12日早朝の時点で150マイクロシーベルトに達していた。

通常、原発では建屋内にある原子炉格納容器から建屋に放射能が漏れ出ないように、建屋内より格納容器側の気圧を下げている。保安院は、この機能が失われているか、放射性物質が漏れ出ている可能性もあるとみている。

東電によると、1号機の原子炉内の水位は保たれており、炉内で想定外の核反応が起きている可能性は低いとしているが、政府は原発から半径3キロ以内としていた避難指示を半径10キロに拡大した。

一方、東電によると、福島第二原発(同県楢葉町、富岡町)の1、2、4号機の圧力抑制室の温度が100度を超えていることがわかった。同室では冷却用の 水で炉内の蒸気を冷やす機能があるが、これがうまく働いていないとみられる。原子力災害特別措置法に基づく緊急事態が発生したと判断した。

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発(知人からのメール)③

経産省が弁放出命令、首相が7時すぎ福島原発に到着。
福島第二原発でも冷却機能が失われたと読売新聞。
第一では地震時に作業員が一人死亡、二人行方不明と朝日新聞。
原発中央制御室の放射線は通常の千倍、正門でも20倍。(1時間前の報道では8倍といってました。)
以下官邸HP。
****以下Uさんより
Uです。

みなさま。残念ながらますます深刻な事態が進行中のようです。
圧力を逃がす作業を行うにあたって、東電は「微量の放射能が出る
だけ」と言っていましたが、現在、制御室内は通常の1000倍の
放射線が発生しており、正門付近でも8倍になっています。

ただこれでとどまれば被害はまだ小さいですが、恐ろしいのは
ニュースの中で次のように報じられていることです。

「東京電力は、建屋の弁を開けて外に水蒸気を逃し、圧力を
下げる方針だが、電源系のトラブルで実施できていない。
これを受け、政府は、午前5時44分、周辺住民の避難指示範囲を
それまでの半径3キロから10キロにまで拡大した。」

電源系のトラブルで、実施できていない・・・。
つまり圧力を逃がす装置がうまく作動してないということです。
それで避難指示が半径10キロに拡大した・・・。
しかしこれはもっと広い範囲の避難指示を出すべきではないか。

これと同時に、すでに原発内で死者が出ていることが報道されて
います。放射線で亡くなったのではなく、地震直後からクレーン室に
閉じこめられていたためというのですが、それからすると、電源
トラブルにとどまらず、地震で原発内にいろいろなダメージが
発生していると思われます。それで機器がうまく作動しなくなっている。
中で重傷を負っている作業員を助けられなかった状態なのですから。

ちなみにこの方は、耐震工事をされている最中に、地震に遭われた
そうです・・・。

このほか、米軍が急遽、航空機で冷却剤を届けたなどという報道も
ありますが、ともあれ今は、どのような手段を使ってでも、大惨事を
止めることが最優先です。

せめて念を送り続け、ウオッチを続けます。

**********************




海江田経済産業相は12日午前3時過ぎ、経産省内で記者会見し、東京電力が、地震で自動停止した福島第一原子力発電所の格納容器内の圧力が異常上昇したため、放射性物質を含む蒸気を建屋外部に放出し、圧力を下げる措置を行うと発表した。
海江田経産相は「容器内の放射性物質は微量とみられる。海側への風向きの時に放出すれば、避難したり屋内待機している住民の安全は保たれている」とし、住民には落ち着いて対処するよう求めた。

この後、東京電力が記者会見し、格納容器内の蒸気を、高さ120メートル排気筒を通じて屋外に放出するのは1~3号機が対象になりうることを明らかにした。1号機の格納容器の圧力は、設計値の1・5倍に異常上昇したとみられる。放出の時期、順序は未定。
経産省原子力保安院によると、1号機の格納容器が上昇したのは、原子炉圧力容器から蒸気が漏れ出したためとみられる。
2011年3月12日04時01分 読売新聞)

東日本巨大地震で自動停止した東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の正門前で、放射線量が通常時の約8倍、1号機の中央制御室では、同約1000倍に達していることがわかった。
経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が12日午前6時過ぎ、記者会会見して明らかにした。

制御室の線量は毎時150マイクロ・シーベルト。そこに1時間いた場合の線量は、胃のレントゲン検診の約4分の1程度に当たる。
同原発1号機では、格納容器内(建屋)の圧力が異常に上昇し、同日午前6時現在、設計値の約2倍に達している。経済産業省原子力安全・保安院によ ると、この圧力の異常上昇は、圧力容器(原子炉)から放射性物質を含んだ水蒸気が建屋内に漏れたことで起きていると見られる。圧力の高まった水蒸気が建屋 から漏れ出し、施設外建屋外の放射能レベルを上げている可能性が高い。

東京電力は、建屋の弁を開けて外に水蒸気を逃し、圧力を下げる方針だが、電源系のトラブルで実施できていない。
これを受け、政府は、午前5時44分、周辺住民の避難指示範囲をそれまでの半径3キロから10キロにまで拡大した。
2011年3月12日07時10分 読売新聞)

東京電力は12日午前福島第二原子力発電所1、2、4号機で、原子炉を収納し、原子炉を水で冷やす格納容器の圧力抑制室の温度が水が沸騰する100度を超え、冷却機能が喪失したと発表した。

緊急事態として、東電は、同日午前5時22分、原子力災害対策特別措置法15条に基づき国に通報した。
2011年3月12日08時04分 読売新聞)

福島第二原発で作業員1人死亡 第一では2人が不明

2011年3月12日8時0分 朝日新聞
東京電力は12日未明、地震の発生直後に福島県の福島第二原発で協力会社の作業員が死亡し、第一原発で社員2人が行方不明になっている、と発表した。
死亡したのは国勇(こくゆう)工業(同県相馬市)の男性作業員(54)。東電によるとハヤカワオサムさんで、詳細を確認している。クレーンを使って第二 原発の排気筒の耐震工事をしており、地震後にクレーンの操縦室に閉じこめられていたという。別の作業員が、頭部から血を流しているのを発見した。脈や呼吸 は確認できなかったという。
行方不明の2人は、いずれも第一原発第一運転管理部の社員で小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。第一原発4号機から蒸気を受けて電気をおこすタービン(羽根車)の建屋にいたらしい。



転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発(知人からのメール)②

上から新しい情報順
***

原発の空気放出 見通し立たずhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110312/t10014616871000.html

3月12日 6時18分

東京電力は、福島県にある福島第一原子力発電所1号機について、原子炉が入っている格納容器内の圧力が高 まっているため、容器内の空気を外部に放出する計画ですが、周辺地域で停電が続いているため、放出に向けて装置を動かすのに電気が確保できず、放出する見 通しは立っていません。東京電力は、容器内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、その量は微量とみられるとしています。福島県にある福島第一原発1 号機では、地震の影響で、自動で止めた原子炉を安全に冷やすことができず、原子炉が入った格納容器内の圧力が通常より高まっているとして、東京電力は、容 器内の空気を外部に放出する計画です。原子力安全・保安院によりますと、圧力は午前5時すぎまでに最大で通常の2倍の8気圧ほどに高まっています。しか し、周辺地域で停電が続いているため、放出に向けて装置を動かすのに必要な電気が確保できず、装置をすぐに自動で動かすことができないことから、実際に放 出する時間は決まっていません。また原発の運転員がいる「中央制御室」と呼ばれる部屋では、格納容器の圧力が高まっている影響で、放射線の値が通常のおよ そ100倍まで上がっているということです。原子力安全・保安院によりますと、今後、容器内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、その量は微量とみ られるということです。

***
投稿者: 原子力資料情報室 投稿日時: 2011/3/12 2:31:21 (789 ヒット)

東京電力らが3月11日22:00に行なった2号炉に対する解析に よると,24:50に燃料溶融が起こり,27:20には原子炉格納容器が設計最高圧に達する可能性があり,格納容器全体が破壊する可能性があるため,格納 容器ベント(放射性ガス排出用配管)をつかって,放射性物質を環境中に放出することを検討している.

実際には,1号炉で格納容器内の蒸気圧が通常の400kPaから設計値を超える600kPaにまで高まっており,かなりまとまった量の放射性物質を放出する危険性がある.

東京電力らによる2号炉のシミュレーション:
(実績)14:47 原子炉スクラム(RCIC[原子炉隔離時冷却系]起動)
(実績)20:30 RCIC停止(原子炉への注水昨日喪失)
(実績)22:50 水位計復活(L2:燃料上部より約3.4mの水位)
(予測)22:50 炉心露出
(予測)23:50 燃料被覆管破損
(予測)24:50 燃料熔融
(予測)27:20 原子炉格納容器設計最高圧(527.6kPa)到達
        原子炉格納容器ベントにより放射性物質の放出


******

以下はAM2時のUさんのめーる。
Uです。(201103120209)

深刻な事態が進んでいるようです。
少し前に、電源車が到着し、電源が回復というニュースも
出たのですが、続いて次のような報道がなされています。

【速報】
東電福島第一原発1号機、炉内の圧力を逃がす作業検討。外部に放射能出る可能性(朝日新聞)

要するに1号機の炉心の圧力が温度が高まっているので、爆発を
ふせぐために、「圧力を逃がす」というのです。そうなると放射能が
大気中に出ます。
・・・現状では爆発をふせぐにはそれしか道がないのかもしれませんが。

NHKでも今、報道していますが、出る放射能は微量といっています。
しかし東海原発の事故をはじめ、これまでの事故で、原発サイドも
政府も、一度も事実を迅速に伝えたことはありません。
とにかく最悪でも、圧力を逃がすだけでおさまることを祈ります・・・。

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

福島第一原発(知人からのメール)①

「椋川とは関係のない」内容かもしれませんが、椋川も福井県にある原子力 発電所から十数キロしか離れていません。 もちろん福島以外の原子力発電所で同じ現象が今すぐ起こるわけではありません が、「原子力発電所とともに暮らす」ということは、今回の同じリスク を負い 
ながら生活を続ける、ということをやはり私たちは知るべきだと思いました。

以下転載文

Uです。(20110311 23:40)
今、私たちの国は大変な災害に見舞われています。
まだ被害の全貌は明らかになっていませんが、さきほど宮城県の
海岸(仙台市荒浜若林区荒浜)だけで、200人から300人が溺れて
亡くなっていることが確認されました。

村落ごと、津波に流されてしまった村落も今、確認されているだけで
10を超えているようです。非常にたくさんの人々が行方不明に
なっています。

僕は、医師達1000人以上が参加しているMLに入っていますが、
被災地からそれぞれの状況が発信されるとともに、非被災地で
は災害対策医療チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)が
組織されて、さまざまな手段で被災地に出発し始めていることが
報告されています。

今、確認されているだけでも、気仙沼市でものすごい大火災、また
千葉県市原市のコンビナートでの大規模な火災の他、各地で火事が
広がっているようです。


これらの中で、最も深刻であり、徹底した注目が必要なのが
福島原発の冷却水の低下問題です。
すでに午後9時過ぎに政府によって、半径3キロ以内の住民への
避難勧告が出されていますが、これは、ものすごく、大変なことです。
現地にいる方がいたら、ぜひ可能な限り遠くに避難してください。

冷却ができない状態が続くとどういうことが起こりうるのか。
原子炉はそもそも連続的な核分裂が起こっている場です。
その際出る熱が冷却水を熱し、それが循環して、二次冷却水を
暖め、それが蒸気を発生させて、タービンを回して発電にいたるのが
原発の仕組みです。

ところがこの冷却ができなくなっている。原発そのものは、すでに
停止してはいますが、燃料棒はまだまだかなりの熱をもっています。
これが冷やされないと、徐々に温度が高くなり、次第に燃料棒の
被覆を溶かして熔解を初めます。そうして燃料が集中すると、
暴走的な核分裂が始まってしまいます。

そうなると、原子炉内はどんどん高温になり、残った冷却水が
一気に蒸気化して、水蒸気爆発が起こる可能性があります。
この場合、原子炉の蓋が開いてしまう可能性が高いです。
そうなると原子炉から水蒸気にのって大量の放射能が大気中に
でます。確実に数百キロが被爆します。これはチェルノブイリで
実際に起こったことです。

また燃料棒の被覆の金属が大量に溶け、これが冷却水と接するなかで
大量の水素が発生し、水素爆発が起こってしまう可能性があります。
この場合は、原子炉の蓋があくだけでなく、中に入っている燃料棒などが
大気中に飛び出す可能性があります。

しかしこれは最悪の事態のレベル1です。さらに、それでも集中した
燃料棒の暴走が止まらなかった場合、原子炉そのものがどろどろに
溶け、原子炉格納容器を破って潜っていきます。これがメルト
ダウンです。これだと、原子炉の中にある放射能のすべてが
大気中に出てしまいます。この状態でさらに水素爆発などが重なると、
もう本当に最悪の状態になります。
今、進行中なのは、こうしたことになりうることもある事態です。


万が一、こうしたことが起こるとどうなるか。想像するのはイヤですが、
とにかく莫大な人々が被爆します。さらに膨大な地域が、人が住めない
地区になります。チェルノブイリでは、半径数百キロが廃村になりました。
メルトダウンにまではいたらずに、炉心が炉内に残ったにも関わらず
です。

そうなると私たちの国には、膨大な数の難民が発生します。さらに
首都圏が麻痺し、経済が崩壊し、ほとんど国家崩壊の状態になります。
さらに連動して日本発の世界大恐慌が勃発するでしょう。
そうなると投機屋がすぐに食料・燃料を押さえてしまうでしょうから、
それらの価格が高騰し、世界的な飢餓が広がる可能性すらあります。
原発一発の事故で世界が大混乱にいたるわけですが、その可能性が
今、福島で進行中です。


できることは、冷却がうまくいくことを祈るのみですが、同時に
万が一のときに、非被災地の側は、発生する難民を受け入れる
準備を始めるべきだと思います。少なくとも僕はそんな気持ちで
情報を調べています。

とにかくこの被災は現段階でも確実に阪神大震災を上回って
います。本当に大変です。それに原発の暴走が加わったら、
第二次世界大戦以来、最悪の状態に私たちの国はおかれるでしょう。
それは他国にも深刻な影響を与えるでしょう。
本当にそうならないことを祈るばかりです。


福島原発の現場がどうなっているかは分かりませんが、事態が
深刻な場合、暴走を食い止めようとしている人々は、ほとんど
特攻隊のような状態で奮闘していることでしょう。
事態が食い止められないとき、真っ先に亡くなるのはこれらの人です。

チェルノブイリではたくさんの消防士が、原子炉の蓋があいた
原発に突入していきましたが、多くが本当に深刻に被爆して
苦しんで、亡くなっていきました。

多くの医師達、医療スタッフ、消防スタッフも、続々と被災地を目指して
おり、その中には、今まさに原発に近づいている人々もいるでしょう。
なんとか冷却が復活して、事態が収まって欲しい。本当に
祈るばかりです。


ともあれ今は情報ウォッチを進めます。

転送者付記:発信者のUさんは原子力の研究者でも技術者でもなく、在野の個人で主に東南海地震における浜岡原 発の事故予測などについて自分で学習されてきた方です。ですので技術者なら断定しないような予想や予測もときには混じるかもしれませんが、それを差し引い ても私は有意義だと思ってみなさんに転送しています。そのあたりはお含みおきください。本当をいえば、Uさんのやってるようなことをメディアがちゃんとや るべきだと思います。原子力の専門家の解説としては、原子力資料情報室(脱原発を目指すNGO)の記者会見をお勧めします。原子炉設計者などによる見解が 逐次発表されています。
原子力資料情報室http://www.cnic.jp/modules/news/

2011年2月16日水曜日

「いしがまかい」の味噌仕込み

13日は「いしがまかい」の仲間と一緒に自家用の味噌を仕込みました。

囲炉裏の火に大鍋をかけて大豆を茹でます。この大鍋、一度に1斗(約15キロ
)の大豆を茹でることができます。

「塩切り」(糀と塩を混ぜる)作業。

今回もビール瓶でつぶします。

みそ仕込みの後は、囲炉裏で餅を焼いてぜんざいを食べました・・・・
今年も美味しい味噌に仕上がりますように!

2011年2月13日日曜日

みそ仕込み&雪あかりづくり-5-

5.穴を掘ってローソクを灯すだけの簡単な雪あかりでしたが、子どもはもちろん大人も楽しみました。
子どもはもう夢中です。

バケツでこんな雪あかりもできました!

カマクラのなかに火を灯して、はいポーズ!

今津西小学校の先生方、たくさんたくさんお手伝いしていただきありがとうございました。
また、参加者のみなさんも積極的に後片づけなど手伝ってくださり、ありがとうございました。
おかげで楽しい1日が過ごすことができました。ありがとうございました。

交流館を雪あかりでライトアップできなかったのが、残念でしたが、ゆきはまだまだあるので、子どもたちと一緒にやってみようと思っています。

みそ仕込み&雪あかりづくり-4-

4.味噌を仕込んで、外の雪で遊び回り、くたびれて帰ってきた子どもたちと一緒に「きなこ飴」づくりをしました。
こどもたちもいろんな形の飴を思い思いに作ります。

材料は水飴ときな粉だけの簡単レシピ。子どもたちも気軽に楽しめます。

このあと、ぜんざいを食べたり、体育館で遊んだり、ふみんちゅさんのミニライブがあったりして、あたりが薄暗くなったころ・・・
雪あかりをつくりました。

みそ仕込み&雪あかりづくり-3-

3.豆がつぶれると、1でつくった塩糀とよく混ぜ合わせて、樽の中に詰めていきます。

団子をつくって、容器にたたきつけるようにしていきます。(空気が逃がすためです)
詰め終わると、かけ塩をして、ラップでフタをして、仕込みは終了です。
夏が終わって9月頃になると美味しく食べられるようになります。

みそ仕込み&雪あかりづくり-2-

2.茹でた大豆をつぶします。
大豆は前日夕方から、水に浸けておき、1時間半くらい大鍋で茹でます。親指と小指ではさんで、軽くつぶせるくらい軟らかくなるまで茹でます。
煮豆をビール瓶の底で、つぶします。
昔は餅つきで使う、杵と臼でつぶしていました。
今はミンサー(ミンチをつくる機械)で豆をつぶすのが一般的です。

豆が逃げてしまって、なかなか大豆の粒を完全につぶしきるには、かなり根気が要ります。

こんな時こそ、お父さんの出番!!!

みそ仕込み&雪あかりづくり-1-

2月11日 みそ仕込み&雪あかりづくりイベントが行われました。
会場は大雪のため、駐車スペース確保が困難になったため、今津西小学校本校(保坂)に変更となりました。
体調不良のために当日1組のキャンセルがありましたが、13組、36人の方が参加されました。

1.まずは塊になっている糀をよくほぐし、その後、塩とよく混ぜます。
  親子で仲良く頑張ります!

  近くご結婚される、「ふみんちゅ」さんも仲良しツーショット♪
  写真がないのが残念ですが「ふみんちゅさん」のミニライブもあったんですよ!
  (ボクは子どもたちと体育館で遊び回っていて、聞けなかった・・・残念)

塩と糀がよく混ざった状態です。

2011年2月1日火曜日

「雪の城」?「迷路」?

先週末はイベントそっちのけで、雪かき三昧でした。
下の写真は自宅の裏側(山側)。
画面左の屋根雪と画面右の屋根から下ろした雪がつながっていたので、庇(ひさし)のところで1mほど掘って縁を切ったところです。
これをみた子どもたちは「迷路みたい」と喜び
女房は「雪の城やね。堀みたいだね」とあきれていました。

2011年1月30日日曜日

風と土の交藝(交流館)

交流館での京都造形大生の展示(準備)風景です。

展示だけでなく、販売もしているそうです。

2011年1月29日土曜日

今日は一日雪かきでした


本格的な屋根雪下ろしは6年ぶり!

ちょっとした冬山登山気分。稜線から映った自分の影を撮影!!

家の山側はホントにすごい状況です。写真の上の方に女房が映っているのがわかりまか??
屋根の上はボクの身長(168cm)以上に雪が積もっていました。

大人はへばっていますが、子どもは大喜び。

風と土の交藝 はじまる

大雪の中、始まった風と土の交藝。
交流館では、地元の方がそば打ち(28日のみ)、京都造形大の学生さんが展示と喫茶をします。
そば打ちは地元の方が指導者になり、15名ほど参加がありました。

写真はまたアップしますね!!

今日は西風が強いので、椋川のあたりは日中は雪が降らないかもしれませんが、明日は北寄りの風に変わりそうで、また大雪が心配されます。

高島へ来られるなら今日がねらい目か?!

ちなみに私は、屋根の上の除雪を1日するつもりです。屋根の上からお出迎えですね・・・・



2011年1月24日月曜日

雪かきボランティアありがとう!

1月22日は京都建築専門学校の佐野先生と学生さんが雪かきボランティアに来てくださいました。おばあさん一人暮らしの家の屋根雪を下ろしました。
屋根に上っている男性は新潟県中越地方出身で、雪かきのプロ!
手際よく雪を下ろしていきます。

屋根の下には、雪をほとんど見たことのない讃岐出身の学生さん。落とされた雪を川に捨てていきます。

交流館の庇の下はひたすら除雪。雪のかたまりを上に放り上げないとけないので、大変作業になりました。

汗と軒のしずくでびっしょりになりながら、しっかり除雪作業してくださいました。
ありがとうございました!!


2011年1月22日土曜日

ダイヤモンドダスト?

夜9時頃、車で走っていると、ヘッドライトで照らされた前方の空間がキラキラ光ってました。
雨?と思いましたが、フロントガラスに水滴は落ちてくる様子はありません。月もきれいに見えているので、雨や雪ではない。。。。
たぶん空気中の水分が凍って、キラキラ光ってるんかなぁ・・・昼間に見られればダイヤモンドダストなんでしょうね。保坂まで下りると見えなくなりました。椋川は寒いんですね。。。。

2011年1月18日火曜日

雪を楽しむ

この写真は16日の写真。
朝からどんどこ積もっています。前の日に屋根雪を下ろしていたので、一安心でしたが、16日~17日にかけて、新たに60cmほど積もりました。
こんな中でも子どもたちは雪と戯れて遊んでいました。


学校の入り口です。門柱も大きな白い帽子をかぶって、立ちつくしている感じです。寒そう・・・・

2011年1月17日月曜日

除雪手伝いありがとう!

15日のどんど焼きのあと、集会所、ライスセンター、交流館の雪かきを滋賀県立大学の学生さんたちに手伝ってもらいました。ライスセンターにできた大きな雪庇を落とします。

交流館もそれほどではなさそうに見えますが・・・・

裏側に回るとこのような状態。屋根雪と下に積もった雪がつながらないように、下の雪をどかしていきます。

母屋と離れのつなぎ部分は雪が落ちにくいので、落としておきました。


2011年1月16日日曜日

どんど焼き

1月15日、恒例のどんど焼きがECC学園高校横のキャンプファイヤー場でありました。
御神酒のほかに豚汁やおでんも振る舞われ、にぎやかな時間になりました。

2011年1月13日木曜日

じわじわと大雪に・・・

どうやら寒気が居座っているようで、積もった雪がほとんどとけません。
そしてまた雪が降る。
ドカ雪でない分、じわじわと雪が積もってきています。

昨日、自宅の屋根の庇の部分だけ雪を下ろしましたが、へそのあたりまでありました。
あと30センチくらい積もったら、もう屋根雪を下ろさないといかんなぁ・・・と話しています。
70歳は当たり前、80歳を越える老夫婦が住む家も多い椋川。
雪下ろしは大変です。応援をお願いする事態になるかもしれません。。。



2011年1月10日月曜日

かき氷食べ放題

連休前にどーーんと60cmくらい新たに降り、子どもたちは大喜び。
夏に残っていたかき氷のシロップを雪にかけて、かき氷ならぬ「かき雪?」を楽しみました。
まぁ、衛生上のことを言えば褒められたものではないでしょうが、とくに腹痛を起こしているわけでもないので、大丈夫なんでしょうね。
お味のほうは、かなりいけます。ふんわりした新雪なので、口当たりもなめらか。雪をたべると埃くさい感じがしますが、シロップのおかげでそういうものも全く感じません。
子どもたちが先を争って食べるのがよくわかります。
練乳かけも美味しかったですよ!!

2011年1月8日土曜日

また車を押してもらいました・・・

昨晩、「風と土の交藝in琵琶湖高島」の実行委員会MTGに向かうべく、椋川から朽木へ下りていっていると、道をふさぐように木が倒れている!前を走るエスティマが乗り越えた。よし、じゃぁ、行けるだろう・・・と思ったら、ゴンと運転席の真下で大きな音。木の上に乗り上げたようになって、前にも後ろにも行けなくなってしまった!!
あちゃーーー・・・。よく見れば、木の太さは27,8センチはある。そらぁ、無理だわなぁ・・・・・
こんな太い木を乗り越えようとした自分にあきれながらも、不思議と不安はなし。ここは国道なのです。
案の定、3分も経つと、保坂側から車が数台下りてきて現場で渋滞発生。ドライバーが5,6人下りてきてくれました。その人たちと一緒に、せいの!で車を押すと一発で脱出に成功。そのあと、みんなで倒木を道の脇に押して、道路も開通しました。
ここのところ1週間おきに人に車を押してもらってて、今年はもう2回目。
2度あることは3度あるかなぁ・・・・・

三石~保坂は倒木で通行止めになるのがことが多いので、MTGのほうは、キャンセルさせてもらいました。実行委員のみなさんスミマセーーン!!

2011年1月4日火曜日

山陰豪雪にどっぷり浸って

大晦日から元日にかけての山陰豪雪。
連日、ニュースでも報道されていましたが、私もそのまっただ中にいました。

30cm降れば大雪という土地柄。1m近い雪に対する備えはありません。
除雪車もありますが、絶対数が足りない。国道・県道以外は、どのみちも乗用車1台が通れるくらいの幅に除雪してあるだけ。それも除雪後に積雪があるので、轍は深くて、車は簡単に進めない状況。
1日の夕方に実家の前に到着しましたが、敷地の中に車を入れるのに2時間もかかりました。
翌日は米子市内にあるホテルで高校の同窓会に出席するために、9キロ歩いて歩いて会場まで行きました。

ただこんなふうに書くと「災難に遭った」というふうになってしまいますが、意外に気持ちにはゆとりがあり、良いこともたくさんありました。
1日に車を敷地に入れるのに手間取っていると、近所の人(全くの初対面)がやってきてくれて、車を押したり、スコップで雪をのけたりと、15分くらいですが、一緒に雪と格闘しました。思わぬ人の親切に触れることができて、元日から良い気持ちになりました。

無縁社会などと言われますが、やはりこういう非常事態か何かが起こらないと、人の親切には触れることができないのかなぁ・・・・

その点、椋川のようなところだと、日常的に親切にふれることができるし、また親切を発揮する機会がありますね。もちろん、気のもちかたが一番大切でしょうが。。。。