2011年4月23日土曜日

天災は止められへん、けど、原発は止められる

関西のおばちゃん2人のトークで原発の事がよくわかる小冊子です。

今回の事故のことだけでなく、原子力発電の全般的な問題や危険について、詳しく書かれています。
「原発の発電コストが火力や水力発電より低くなる」カラクリや、原子力発電所が普通に、事故無く運転していても「大量の被爆者をつくってしまう」実態(ウラン採掘現場での被曝)など、読みやすく書かれています。

著作権は「どんどんコピーして」ということなので、勝手にダウンロードして、どんどんコピーしてもらって構わないようです。

2011年4月21日木曜日

米づくり準備始まる。。。でも

椋川の桜はまだ、つぼみのままですが、お米の苗作りは着々と進んでいます。
写真は、稲の苗箱を載せた台車を育苗ハウスに運んでいる写真(5年前に撮影したものですが)。
椋川の春の風物詩といっても良い風景です。
鉄製の台車は若い男2人でも動かすのは難しいくらい重いのですが、村の人たちは力を合わせて転がしていきます。いつもの年なら、冗談をとばしながら和やかな雰囲気の作業なのですが、今年はどこか雰囲気が重たい。

先週末にあった水路掃除では、村の人が少なくてとてもビックリしました。あとで数えてみるとそんなに欠席者がいるわけではない。。。なのに少ない・・・・。理由は、人が減ってしまっていたんです。昨年の秋から数えると、普請に出ていた男の人が3人も亡くなってしまっていたのです。
実はこのブログを書いている今日の昼間にも葬儀がありました。88歳になる村の長老格のおじいさんです。

10年前、椋川に来た年に村人総出の苗作りをみながら、「いつまでもこの風景が残ってほしいなぁ・・・。でもいつか見られなくなる日が来るのかもしれない」と、一抹の不安に感じた不安感が、現実味を帯びてきています。

私のすべき事は何なのか・・・最近悩む日々です。

2011年4月12日火曜日

春支度

何年かぶりの厳しい冬もようやく終わり、雪もほぼ解け、先週末にようやく雪囲いを外しました。
トタン板を竹で押さえているのですが、今冬の大雪で押さえの竹の約半分が折れてしまいました。
次の冬までに竹を確保しないと雪囲いが作れないのですが、椋川の竹林は絶滅寸前です。
原因はシカやサルなどによる食害です。。。困ったなぁ・・・・

2011年4月11日月曜日

冬水田んぼにオシドリ

昨年から水を張っている、冬水田んぼ。
オシドリたちの餌場になっているようです。冬の間水を張っていると、水底に藻か何かが生えるのか、それをすくうように食べているような仕草をしています。
多いときには10羽ほどのオシドリが、水面に跡をつけながら泳いでいます。

2011年4月9日土曜日

全国放射能濃度一覧

以下のサイトでは、日々発表される、各地の放射線量、上水道、福島原発周辺の海水などの放射線量、さらには福島原発の燃料棒露出度、原子炉内の圧力などをグラフ化して、過去の値との比較がわかりやすくしています。ドイツやノルウェー、さらには日本の気象庁の放射能拡散予測図まで見ることができます。

http://atmc.jp/



2011年4月3日日曜日

友人の友人のサイトです

今までも、このサイトでたびたび転載してきたメールを発信してくださった守田さんのブログです。
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

たくさんの情報を集め、原子力を推進する側の主張も拒絶するのではなく、受け取りながらもいろいろな情報と掛け合わせて情報発信を心がけておられます。
原発のことだけでなく、避難所で必要とされている物資や適切な配送方法など、幅広く載せています。

貴重な情報源となると思いますので、福島原発はまだまだ長期戦になります。放出が収まったとしても、事態が終息(安全に長期間にわたって管理下に置ける状態)になるのは、それこそ年単位の時間がかかるのは、政府側ですらも認めているところです。
もっとも、「安全に長期間にわたって管理下に置ける状態」というのが、どういう状態なのか、「長期間」とは10年なのか100年なのか100000年なのかは大いに議論されるべきなので、「終息するという状況」は私たちの世代では確認できないかも知れません。
あのチェルノブイリも封印した石棺の崩壊が問題となっているのですから・・・・・

緊急講演会「福島原発事故でいま何がー現地を訪れ た矢ヶ崎先生の報告」

講演会の模様が、ustreamで視聴することができます。
(4月2日夕方に放映されたものです)
緊急講演会「福島原発事故でいま何がー現地を訪れた矢ヶ崎先生の報告」
(矢ヶ崎先生は原爆症認定集団訴訟で内部被曝について証言)

チャンネル  http://t.co/MnbPy2A
チラシ  http://t.co/rdaqWTO

  藤村寛、NO DU ヒロシマ・プロジェクト