2009年10月25日日曜日

椋川・針畑交流ソフトボール大会!!

針畑の若者チームとソフトボールの交流試合をしました。
監督兼選手のY崎さんMVPの大活躍!!!


ソフトボールでこういう試合をするのは初めてで、ほとんどが皆素人。
練習は試合直前のキャッチボールのみでした。
椋川の人だけでは人数がいないので、調査に来ている県立大学の野球好きの学生さんも飛び入り参加してもらいました。

それでもみんなの普段とは違った表情がみれて本当に楽しかったです。
(もちろん明日はみんなで筋肉痛ですね)

試合結果は42-25で、針畑チームの勝ち!!
椋川チーム惜しかったなぁ・・・・・・

このあとの打ち上げも、いろいろ話ができて、良い気持ちでした。
また来年もやりたいなぁ

2009年10月23日金曜日

ドングリ拾い

秋のスクーリングが行われているECC学園高校の生徒が環境学習の一環でドングリ拾いをしてくれました。

シカの食害によって、山の木の更新が全くできていないので、囲った場所で大きく苗木を育ていずれ山に植えようという試みです。

人数がいると早いもので、20分程度で、1000個近いドングリを集めることができました。
生徒の皆さん、ありがとう!!!

2009年10月12日月曜日

秋の工作

ひさしぶりの子どもサービスデー。
休日を1日子どものために使いました。

とはいえ、我が家のこどもは道具好き。とくにノコギリが好きのようです。
とりあえずは難しいことは言わず、好きなだけ切らせてやってます。多少のケガは目をつむって。

2009年10月9日金曜日

脱穀

台風がやってくる前の10月4日に家の前のイナキ干しの米を脱穀しました。
ハーベスタという機械を使って脱穀していきます。

脱穀が終わったのは暗くなってから。
ワラは燃やして田んぼに返しました。
子どもたちは喜んで焚き火を囲みます。

翌朝、まだくすぶっていたところで暖をとる子ども。
最近すっかり涼しく、というか寒くなり朝方の気温は10度近くまで下がります。


イナキも骨だけになってしまって、寒そうです・・・・・・


2009年10月8日木曜日

大事無く台風は去っていきました

心配された台風18号も、椋川ではほとんど被害もなく去っていきました。
道路にスギ葉がたくさん散乱しているので、場所によってはスリップしやすいところもあるかもしれません。車を運転される方は気をつけてください。
中山の放牧地前の川(10月8日昼頃)

雨が強くなっています

昨日の昼間は「嵐の前の静けさ」で、雨も弱かったのですが、6時を過ぎた頃から雨が強くなっています。
風も少し出てきて、木の葉が擦れる音も聞こえてくるようになりました。
川が増水しているのか雨だれの向こうからゴーッという音が聞こえます。
進路予報を見ると、だいぶ東にずれているようです。
被害が出ないように願うところです。

2009年10月6日火曜日

椋川のこころに触れる

昨日、ようやく最後の稲刈りが終わった。
中山の冬季湛水田のシカに踏み荒らされた田んぼで、籾の半分以上はシカやサルに食べられてしまっている田んぼだ。荒らされているからといって放っておくわけにもいかず、台風が来る前に刈り取る段取りがようやくできた。
昼前から女房と二人で、踏み荒らされたイネと格闘する。シカに踏みつけられているので、籾も泥だらけ。発芽してしまった籾も多い。抑草はうまくいっていたのだが、最後にシカに目をつけられてしまい、徹底的に荒らされてしまった。もっと丈夫な網を張るとかして、防ぐ手だてもあっただろうが、時間と資材が無くやれずじまい。本当にもったいないことをしてしまったと反省である。
 昼ご飯もそこそこに稲刈りを再開するが、ぬかるむ田面に足を取られ、はかどらない。そこへ久太郎さんが軽トラから降りてくる。ゴム長にノコギリ鎌、どう見ても稲刈りの格好だ。
「とても見ちゃおれんから、手伝うわ」
申し訳ない気持ちと、嬉しい気持ちと、言葉では表せない気持ちになった。あとで政子さんも現れて、田んぼの管理の事やら、叱られながらの稲刈りとなった。叱られながらも不思議とイヤな気持ちにはならない。どちらかというと励まされているような気持ちになる。

夫婦二人で格闘している間は、正直、稲刈り作業が早く終わってほしいと思ってしまっていた。刈っても刈っても穂はわずか。労力がかかる割に、報われるものが少なかったからだ。
でも久太郎さん夫婦は違った。シカに倒された穂でも、しっかりついた穂をみつけると
「良い穂が稔ってる」と褒める。落ちている穂でも拾って腰の籠に入れる。他人が作った、自分とはなんの関係もないイネですら、大切に思い感謝し、心をこめながら収穫する。
それに引き替え自分はどうだ。自分の怠惰が原因で荒らしてしまった田んぼに対して、投げやりな気持ちになってしまって。。。。。自分の身勝手さに腹が立った。そして久太郎さん夫婦をはじめ、椋川の人たちのこころに改めて圧倒された。

今のままの生活では、何年椋川で暮らしたとしても、久太郎さんのような心を持てないだろう。でも少しでも、それに近づきたいという思いは強くなった。

2009年10月2日金曜日

秋のトンボたち-3

稲刈りくらいの時期からがぜん増えてくる赤トンボ。
そのなかでも椋川で代表的な赤トンボがコノシメトンボ。
滋賀県の絶滅が危惧される生きものリスト「レッドデータブック」では希少種に入っていますが、それがまるで嘘のような乱舞ぶりです。
特徴は羽の先が黒くなっている部分。
この写真ではわかりにくいですが、雄の赤い色もかなり鮮やかです。
写真では水たまりで産卵していますが、雨上がりの濡れた道路に産卵のような振る舞いをしていました。
雨が上がればすぐに乾いてしまうようなところに産卵するのか?と不思議でしたが、だれかわかる人いませんか?たんなる勘違いなのでしょうか???

冬季湛水田の稲刈り

秋雨が続き、湛水田の稲刈りがようやくできました。

なるべくたくさんの生きものを育もうと取り組んでいて、水を抜くのを遅くしたので、田んぼはどろどろ。
まるで田植えをしているような感じで稲刈りをしました。
足を取られて、悪戦苦闘でした。
でもその甲斐あって、普通ならからからに乾いた田んぼでは死んでしまっている生きものたちや湛水田ならではの生きものたちと出会えました。
クロスジギンヤンマ、大型のヤゴでたくさんの餌を食べます。これが田んぼにいるということは、たくさんの餌(=生きもの)が田んぼに暮らしているという証になります。
このヤゴの状態で越冬するので、水を抜いてからからに乾かしてしまうと、このヤゴは死んでしまいます。


これはコオイムシ。5,6月くらいになると背中に卵を産み付ける(子を背負う)、おもしろい習性のある昆虫です。これも今年この田んぼではすごく増えました。


稲刈りは、生きもの調査をしている県立大学の院生や水本君、中嶋君にも手伝ってもらいました。
きっと今日は足が筋肉痛だろうなぁ・・・・本当にありがとうございます。