2011年3月28日月曜日

もはや「感謝する」という言葉を使えません。。

2号機の放射線が1000ミリシーベルト/時を越える↓
という記事がありましたが、これは本当に大変なことです。
なんとしても放射性物質の封じ込めはしなくてはいけないのだけれど、1000ミリシーベルト/時を越える場所となると、その作業現場に着く頃には、この現場で作業する人の年間許容被爆線量を越えてしまうようなことになるわけで、事実上人間が作業をできるレベルではない、ということです。

現場で作業をされている人に感謝して・・・とは言うものの、このレベル場所での作業は「死んでこい」と言っているのに等しいことになります。とても「感謝して」なんて言葉は出せません。
もはや感謝して、作業の成功を祈る、という次元の話では無いような気がするのですが。

乱暴な意見なのは百も承知で書きますが、もしかすると原発の周囲半径○○キロメートルの復興はあきらめるべきなのかもしれません。
もちろん故郷を奪われる人が、たくさん出ることになるのですが、封じ込め作業によって奪われてしまう命が出ることが現実的になっている福島原発で、「英雄的な殉職者」が一人でも出るのは絶対に拒否したいと私は思います。

作業員が命の危険をさらさずに放射性物質を閉じこめる方法はないのでしょうか・・・・
作業員の命をさらしてまで、私たちは豊かな生活を享受しなきゃならないのでしょうか・・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿