2016年1月31日日曜日

高浜原発が再稼働で思うこと

高浜原発再稼働。
電気料金は下がるだろうけれども、本当にそれでいいの?
未だに処分先が無い「核のゴミ」を深海に埋めてしまおう、という案まで出てきた。素人目に見ても、安全性に疑問符だらけの案に頼らざる得ない原子力発電所を動かすのは、どう考えても理屈に合わない。

子どもや孫や、いや100年先の人間たちが私たちを「何てことしてくれたんだ!」ってことに成りはしないか。本当に心配だ。
そしてさらに気になるのが、世論調査では「再稼働に反対」と答える人は過半数を超えているにも関わらず、この静けさ・・・。
これが本当に気になります・・・。
「いろいろ思いはあるけど、慎ましやかに生きる」という美徳のようなものから来るのかもしれませんが、もしかすると「何か」を守って意思の表現を控えているのかもしれません。
そこで一つ、気になるページがあったので紹介します。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47501

<以下、本文より転載>
「立場っていう単語は、他の言語に翻訳できません。日本独特のもの。それが日本人をがちがちに縛り付けて”自分でないもの”にしている」
「立場を失くす、立場を守る、立場上できない……何の疑問も持たずに、私たちが普段使っている言い回しだ。しかし、「立場」とは何か、いざ考えてみると、上手く説明できないことに気づく。立場にいる“私”は“私”ではないのか?立場って、一体、なんだろう?」

2016年1月28日木曜日

糀で夢を語る

縁あって安曇川の糀屋さんから糀の作り方を教わって、今も試行錯誤中ですが、この糀造り、椋川の特産品にしたい、という思いもありますが、高島の中でもっと広めていきたいと考えています。新規就農者の冬の仕事にぴったりだからです。
もっと言えば、「高島の子どもは小学生の間に1度くらいは家の味噌を仕込んで食べてるよ」くらいに考えています。
ちょうど小学3年生で「すがたをかえる大豆」という国語の教材があるのですが、それに合わせて親子で味噌を仕込む。もちろん大豆も糀も高島の材料で。そんなふうにできたら大豆や糀の需要も増えるから、新規就農農家の冬の仕事も増えて、農業を志す若者が増えて、若者移住者が増える・・・みたいな。
もちろんそんな単純なもんではないでしょうけど、日々使う味噌を自分の手で作って食べる、という経験は素晴らしいことだし、それを当たり前にできる高島にしたいですよね!

2016年1月23日土曜日

糀のお師匠さんとツーショット!

お師匠さんに「初めてにしては上出来!ちゃんと糀ができてる」糀を褒めてもらえました!!
もちろん、良い所、イマイチの所とムラがあるのでまだまだ向上の余地がたくさんありますが、師匠さんの笑顔がホントに嬉しかった〜(^.^)

2016年1月22日金曜日

はじめての糀

「はじめてのお使い」ならぬ「糀づくり」
品質にムラはあるものの、甘い糀のにおいがふんわりとして、なんとか糀になっているようです(たぶん・・・)。
実際にやってみると、いろいろ気がつきます。
師匠(=糀屋さん)の言われていたことをしっかりできていない部分が、そのまま結果に現れていて、師匠の言われたことの根拠が失敗を通してよくわかりました。
前回の投稿では、糀屋さんの「秘伝の技」と表現しましたが、正確に言えば「工夫」なんですね。今の椋川で作っている場所と、師匠の糀室とでは、環境も設備も全く違うので同じようにやってもできません。きっと何度もやりながら改良していくことになりますが、今回1度やっただけでもいろいろ工夫点が見えてきました。めっちゃ面白いです。
明日、できた糀を師匠のところに持って行くのですが、もうドキドキですね。師匠はもちろんですが、作った糀を椋川の方たちにも早く食べてもらいたいですね。

2016年1月20日水曜日

糀づくり

毎年、味噌づくりで使う米糀を作ってくださっていた安曇川の糀屋さんがこの冬から廃業。朽木の糀屋さんにお願いしようかなぁ・・・と思っていたら、事情があってそこも・・・。
発酵のまちを標榜する高島市ですが、昔ながらの糀づくりをされているところが高齢化によって姿を消しつつあります。機械を使って製糀されているところはありますが、昔ながらの作り方にこだわりたいという思いがふつふつと沸き上がり、もう自分で作るしかない!
安曇川の糀屋さんに思いを伝えたところ、とても喜んでくださり、全面協力していただけることになりました。間一髪で廃棄を免れた糀蓋や糀を入れる袋をもらい受け、そして何より糀屋さんの秘伝(?)の技を丁寧に教えていただくことができました。
そして初めてのIターンの井上くんを中心に、椋川で糀づくりの準備を開始。今日は初めての糀を糀蓋に移す作業をしました。
いよいよ明日は出糀。どんな糀ができあがるか楽しみです!
今年中に調理場を作って、市販もできる


ようにして、地域おこしにも結び付けていきたいと思っています。