秋雨が続き、湛水田の稲刈りがようやくできました。
なるべくたくさんの生きものを育もうと取り組んでいて、水を抜くのを遅くしたので、田んぼはどろどろ。
まるで田植えをしているような感じで稲刈りをしました。
足を取られて、悪戦苦闘でした。
でもその甲斐あって、普通ならからからに乾いた田んぼでは死んでしまっている生きものたちや湛水田ならではの生きものたちと出会えました。

クロスジギンヤンマ、大型のヤゴでたくさんの餌を食べます。これが田んぼにいるということは、たくさんの餌(=生きもの)が田んぼに暮らしているという証になります。

このヤゴの状態で越冬するので、水を抜いてからからに乾かしてしまうと、このヤゴは死んでしまいます。

これはコオイムシ。5,6月くらいになると背中に卵を産み付ける(子を背負う)、おもしろい習性のある昆虫です。これも今年この田んぼではすごく増えました。

稲刈りは、生きもの調査をしている県立大学の院生や水本君、中嶋君にも手伝ってもらいました。
きっと今日は足が筋肉痛だろうなぁ・・・・本当にありがとうございます。
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