2009年12月28日月曜日

餅つき

年の瀬といえば、おもちつき。
今年は村の人から臼と杵を借りて、餅つきをしました。

モチ米を蒸すための薪を子どもに割ってもらう

火がつくかなぁ~

まんまるおもちになーれー
(餅つき風景の写真はありません。撮影者がついているので)

煙は手品師。普段は見えないものが見せてくれる

整列! 番号!!










2009年12月26日土曜日

サンタクロースやってきた!

クリスマスの夜に椋川には、小さいサンタさんが各家を回りました。
「お手製のクッキー」と写真で振り返る「椋川この1年」です。

ECC学園高校の裏山にドングリを植えました

「火野山ひろば」と京都大学の東南アジア研究所とが共同して、シカの食害で荒れてしまった原野にカヤや雑木を蘇らせようという取り組みをしている。
http://iss.iae.kyoto-u.ac.jp/iss/eng/publications/area_4.pdf
昨年の冬にカヤを移植した所の横に、溝を堀り、腐葉土を入れていく。

4,5日前に雪が降ったが、作業当日には10cmほどに減っていた。いつもならこの斜面を一輪車で運ぶことになるのだが、雪のおかげでスノーダンプを使って腐葉土を運搬する。雪の上を滑るので、一輪車よりかなり楽!機械がない時代、伐採した木材を雪で滑らせて山の下へ下ろしたのだが、この作業をしながらその理由がよくわかった。

ドングリは、椋川のコナラやクマシデの実。ECC学園の生徒がスクーリングに来たときに授業で拾い集めてくれた。

来春にドングリが発芽しても、シカだけでなくカラスも新芽を狙ってくるに違いない。コナラやシデが大きく育つにはまだまだ丁寧に見守ってやる必要がある。

2009年12月21日月曜日

本格的に雪が降り始めました

昨晩は1時頃までは地面が見えていましたが、朝起きると10cmほど積もっていました。
さらに降り続けて今は15cmくらい積もり、除雪車も出動しています。
椋川方面へ起こしの方は気をつけて下さい。
もちろん国道367号、303号も雪が積もっています。ノーマルタイヤでは自殺行為ですね・・・

「こも」と「しめなわ」づくり

20日に神社の「しめ縄」と「こも」づくりをしました。

年末の恒例の行事です。もともとは宮さんの行事だったのですが、人が少なくなってきたこともあって「みんなでやろう」ということになり、歳末事業として数年前から集落ぐるみでやっています。

若い人も混じって、技術の伝承につなげたいですね。



「こも」編みです。「こも」は宮仕えの人が祭壇の前で儀式をするときに、敷物する大切なもので、毎年こうやって作って新調します。

2009年12月19日土曜日

冷えますね!

湖北地域には大雪警報、湖西地域でも大雪注意報が出ていますが、昼間は青空。
でも風は冷たい!!
椋川では、少し寒気が緩んだ頃に雪が多く降る傾向があるので、土曜日の昼以降積もるかもしれませんね。

2009年12月18日金曜日

田んぼも薄化粧

11月初めに早い早い初雪が降ってから、暖かい日が続いていましたが、ここ数日北風が吹き、ダケブリになって、今朝(17日)地面がうっすら白くなるくらいの雪が降りました。
今日は西風ということもあって雪雲があまりかからず、青空が見えている時間が長かったです。
雪もすぐにとけてしましました。

2009年12月17日木曜日

ダケブリ

北風が冷たくなり、朝方はみぞれが降っていました。山の上の方は白くなっていて、雪が積もっているようです。
椋川の人は、山の上だけに雪が積もって白くなっている状態を「ダケブリ(岳降り?)」と呼んでいます。
このダケブリがだんだん下に下がってきて、3回目くらいには里に雪が積もる・・・のだそうです。

2009年12月14日月曜日

雪だるまの行進

滋賀県湖西地域の週間天気予報を見ましたか??
雪だるまが行進していますよ!

17日水曜日からずっと並んでいます。

行進を見て子どもたちが大喜びなのは言うまでもありませんね。

2009年12月13日日曜日

針江のヨシは雪囲いになりました

針江で刈り取ったヨシは我が家の雪囲いになりました。
雪が1m以上積もる椋川では、どの家も雪囲いをつくります。

最近の雪囲いはトタン板でつくるのが一般的ですが、以前はどの家もカヤを刈り取ってきて雪囲いにしていました。そのカヤもどんな物でも良いわけではなく、細い物の方が良い物とされていたのです。(細いカヤの方が、単位体積あたりの繊維が多くなるので、時間が経っても減りにくく、腐りにくい)

2tダンプ半分くらいのカヤがありましたが、並べてみるとわずかですね。

一冬を過ごしたヨシは、春の陽光でもう一度乾燥させてから交流館のツシに上げて、屋根葺き材料の一部になる予定です。

2009年12月10日木曜日

冬支度 電柵外し

雪国の冬支度はいろいろあります。
雪囲い、畑の始末等々・・・冬を迎えるのはなかなか大変です。
その中でも特に負担なのが、電柵外しです。
田んぼの周りに巡らせたシカ除けの電気柵ですが、道沿いの柵は軒並み撤去しなければなりません。
もしそのままにしておいたら・・・・・・・・・
そう。除雪車の圧力で、太さ4cmもあるグラスファイバーポールも根本からポッキリです。道沿いでない部分も線を撤去するか、地面に下げておかなくてはなりません。雪の重みで引っ張られて、ポールの金具が曲がってしまうのです。

今年は小1の娘が手伝ってくれました。子どもでも立派な労働力です。
そういうと昔は子どもたちは当たり前に家の仕事を手伝っていましたが、近代社会は子どもから仕事を取り上げてしまいました。もちろん勉強は大切だし、児童の過酷な労働は問題です。でも仕事のなかでいろいろな発見をするのも事実です。親のサラリーマン化や塾通い・お稽古事の毎日で、親の背中を見て育つなんて無理ですし、子ども同士の遊びの場すら奪われてしまっている現代の子ども。親の仕事を手伝うことは本当に大切だろうと思います。
親の仕事が手伝えないときはどうするのって?
住んでいる地域を見渡せば、きっと子どもの手でも借りたいと思っている人はいるはずです。

2009年12月7日月曜日

ヨシ刈りに行きました!ヨシは交流館の屋根材に・・・

新旭町針江の琵琶湖岸に30ヘクタールを超えるヨシの自生地があります。
ヨシは水中の窒素やリンを栄養として吸収して、琵琶湖の浄化に役立っています。
刈り取りによって来年の芽吹きを促し、浄化作用も高まる。また生えてくるヨシの質も良くなるのです。
当日は300名ものボランティアの方が集まり、一斉にヨシを刈り取りました。

さて今回刈り取ったヨシは椋川へ持って帰って、交流館の屋根の葺き替え材料にならないか・・・と考えています。山に囲まれた椋川では屋根の材料はもちろん「カヤ」。琵琶湖岸に生えるヨシは使っていませんでした。では何故、わざわざ琵琶湖岸のヨシを刈り取るのか・・・・

それはシカの食害です。数年前から増え続けるシカは、ついにカヤまでも食べるようになりました。
2年前に交流館の葺き替えに使うべく、自衛隊の演習地のカヤを刈り取ったのですが、刈り取ったことによって、春に出る新芽が「丸裸」になってしまってシカの格好の餌場になってしまったのです。おかげで刈り取ったところのカヤの勢いがすっかり衰えてしまったのです。
ヨシと同じようにカヤも毎年刈ることによって、質の良いカヤを収穫することができていたのですが、シカの増加によって、以前の暮らしを再現できなくなってしまっているのです。

今回の刈り取りでは新旭町土地改良区「水土里ネット」の皆さんが協力してくださいました。刈り取りだけでなく、ヨシとアシの選別まで手伝っていただきました。本当にありがとうございました。

刈り取ったヨシは、明日椋川へ持ち帰り、我が家の雪囲いの一部として使います。そして雪が解けた春に天日で2日干し「屋根材として使えそうだ!」と、ムラの人に認めてもらえれば、交流館のツシ(屋根裏)に揚げて保管し、次回の葺き替えの時に使うことになります。