2013年6月1日土曜日

松見先生と歩いた椋川自然観察

知識と知恵の話し。
先週末の出来事ですが、今津自然観察クラブの松見先生と椋川の自然観察会をしました。
御年八十●才とは思えないほどお元気です。「道ばたの植物は皆、友だ
ち」状態。名前はもちろん、名前の由来や、形の説明、毒のあるなし、等々・・・。百科事典どころか図書館級の知識の幅広さです。
それから今回は、ボクの師匠・四郎太夫さんも一緒に歩いたのですが、四郎太夫さんの話しは、完全に暮らし密着。例えば「シナの木は、皮から丈夫な繊維が取れたから大事にしていた・・・。ちょうど今頃から皮を剥く季節で・・・」という具合。
松見先生の知識は、広く、膨大で、百科事典のようだし、四郎太夫さんの方は知識というより生きている知恵。血が通っている感じ。
たとえば「シナの木の皮から繊維が取れる」という知識だけでは、生活に役に立つような「良い繊維」は取ることができない。どんな木なら長い繊維がとれるのか、いつ木を伐るのか、伐った木をどれくらい水に浸けておくのか、等々。
松見先生と四郎太夫さんの会話は、そばで聞いてて、本当におもしろかったなぁ・・。
次回はもっと時間をとって、じっくり観察会をします!
竹でタケノコご飯も美味しく炊けましたよ~♪




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