2011年4月21日木曜日

米づくり準備始まる。。。でも

椋川の桜はまだ、つぼみのままですが、お米の苗作りは着々と進んでいます。
写真は、稲の苗箱を載せた台車を育苗ハウスに運んでいる写真(5年前に撮影したものですが)。
椋川の春の風物詩といっても良い風景です。
鉄製の台車は若い男2人でも動かすのは難しいくらい重いのですが、村の人たちは力を合わせて転がしていきます。いつもの年なら、冗談をとばしながら和やかな雰囲気の作業なのですが、今年はどこか雰囲気が重たい。

先週末にあった水路掃除では、村の人が少なくてとてもビックリしました。あとで数えてみるとそんなに欠席者がいるわけではない。。。なのに少ない・・・・。理由は、人が減ってしまっていたんです。昨年の秋から数えると、普請に出ていた男の人が3人も亡くなってしまっていたのです。
実はこのブログを書いている今日の昼間にも葬儀がありました。88歳になる村の長老格のおじいさんです。

10年前、椋川に来た年に村人総出の苗作りをみながら、「いつまでもこの風景が残ってほしいなぁ・・・。でもいつか見られなくなる日が来るのかもしれない」と、一抹の不安に感じた不安感が、現実味を帯びてきています。

私のすべき事は何なのか・・・最近悩む日々です。

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