春、最初の作業は、秋~冬の間に落ち葉や土砂が入ってしまう田んぼの配水路を掃除することで、溝普請といいます。
今年は4月11日の午前中にやりました。
山里の椋川は水路も山際を走ることが多いので、水路に土砂が溜まりやすいのです。
さらにシカが増えたせいで、以前よりはるかに多くの土砂がつまるようになりました。
下の写真では獣道(シカの道)ができてしまって、水路がほぼ完全に埋まってしまっています。
作業後。溝をこっきりきれいにできましたが、シカがまた土砂を落とすので、月に何回も水路が詰まっていないか見回る必要があります。(山際の獣道がしっかり写っています)
水路の中からイシガメ君が出てきました。少し起こすのが早かったかな??
最近はイシガメの数もかなり減っていると言われています。イシガメが生きていくためには、田んぼと水路と山の3つの環境が必要なのだそうです。
椋川にはまだイシガメが多いので、その3つがしっかり残っているといえるでしょう。